香港ではバタフライ オン モリソン ブティックホテル(現在 ホテルイーズ コーズウェイベイ)に2泊しました。
スーペリアという部屋を予約し、料金は1泊税・サ込で114USドル(約9,400円)でした。その後にはそれより10%程度安い料金が出ていて、ちょっと予約のタイミングを失敗したかなと思いましたが・・・
ロケーションは香港島のワンチャイ(灣仔)とコーズウェイベイ(銅鑼湾)の中間くらいで、トラムも走る大通りヘネシーロード(軒尼詩道)からモリソンヒルロード(摩理臣山道)に入って200mほどです。
この通りにはホテルボナパルト、
サウスパシフィックホテルとあって、その先になります。地下鉄(MTR)のワンチャイ駅が徒歩12~15分、コーズウェイベイ駅は徒歩5分くらいのところにタイムズスクエア(時代広場)の入口がありますが、ここからホームまで5分近くかかるので、実質は10分程度ですね。
目の前のモリソンヒルロード (摩理臣山道)にはトラムが走っていて、停留所もすぐ近くにあります。この路線はトラムの本線ではなく、ハッピーバレー始発の支線です。歩いて2~3分のヘネシーロード(軒尼詩道)に出れば、トラムは頻繁にありますので、こっちの方が便利かもしれません。
立地的に香港島内のみの移動であれば、トラム利用でそれほど不便を感じませんが、九龍側に行く場合はスターフェリーを使うにしろ、地下鉄を使うにしろ、乗り換えでちょっと面倒臭いかなあと感じました。
部屋は思ったほど狭くもなく、まだ新しいし、ブティックホテルと名前が付いているだけあって多少はおしゃれな感じですね。ホテルのウェブサイトによるとスーペリアの広さは220~240平方フィート(20.4~22.3平方メートル)ということなのですが、それよりは広く感じました。
チェックインの際は何も言われなかったのですが、ホテルのウェブサイトの画像ページ(ギャラリー)を見る限り、デラックスにアップグレードされている可能性が高いです。
バスルームはガラス張りのシースルータイプ(ブラインドを下ろして見えなくすることも可)です。バスタブはなくシャワーのみ(ハンドシャワー&レインシャワー)、お湯の温度・量、排水も特に問題なしでした。ただ洗面台のシンクが小さくて使いにくいし、周辺に物を置くスペースも少ないです。
昨年泊まったチムサーチョイのバタフライ オン プラットには電子レンジがありましたが、ここにはありませんでした。逆にバタフライ オン プラットにはなかったソファー(2人掛けの小さいものです)がここバタフライ オン モリソンにはありました。
またどちらもクローゼットのドアが開け閉めしにくい(つかみにくい)のは同じですね。デザインを優先した為かもしれませんが、使い勝手・利便性が少し悪くなっている所がどちらもいくつか見受けられます。
部屋は船の舳先というか台形のような形状で、窓は2面ありました。1面は半分くらいは隣のビルが目の前という感じでしたが、もう1面は香港島の山側の景色が広がり、眺めは良かったです。
インターネット接続は部屋に置いてあるLANケーブルで料金は無料です。アクセススピードも日本で利用しているフレッツ光に比べると遅いですが、メールの送受信やホームページを見る位なら特にストレスも感じなかったです。
最後にこのホテルは28階建(G階があって、縁起の悪い数字の4・14・24階がないので、本当は26階建?)の細長い、いわゆるペンシルビルなのですが、建物自体が微妙に揺れているように感じました。
私の部屋は17階でしたが、下を向くとちょっとクラクラするので疲れているのか?それとも東日本大地震で何度も地震が続いていた後なので、感覚がおかしくなっているのか?と思いましたが、間違いなく揺れています。深夜から早朝はそれほど感じなかったので、通りを通る車・バス・トラムの振動の影響かもしれません(日本帰国後も時々、同様の感覚に襲われるので、このホテル・建物が原因ではなく、私に原因があった可能性が高いと思います)。
トータル的には昨年泊まったバタフライ オン プラット(宿泊記)の方が良かったです。一番の理由はやはりロケーションですね。