台北では舞衣新宿・中山館(現 グリーンワールド 舞衣中山)に3泊しました。
スーペリア・ダブルという部屋を予約し、料金は税・サ・朝食込みで1泊約97USドル(約7,400円)でした。
ロケーションは林森北路と天津街を結ぶ六条通りという路地にあり、MRT中山駅の3番出口から徒歩5~6分(中山北路を渡る信号待ち時間を除く)です。涼しい時期なので、駅からの歩きも全く苦痛ではなかったですね。これが暑い時期になると感じ方も違ってくるかもしれません。
林森北路といえば、カラオケ・ラウンジ・パブ・スナックなど夜の繁華街・ナイトスポットとして有名ですが、この通りにもカラオケ・スナックなどがあります。コンビニは徒歩30秒、近くにはレストラン・屋台・マッサージ店もたくさんあり、乾洗(クリーニング店・洗濯屋)も同じ通りにありました。
中山駅近くは新光三越やホテルオークラ プレステージ 台北などちょっとハイソな感じですが、林森北路近くまで来ると、ごちゃごちゃと雑然・混沌としていて、私にはちょうど良い微妙なバランスです。これ以上林森北路の方だと、中山駅からの距離が遠くなりますし・・・
外観はビジネスホテル風。
予約したスーペリア・ダブルの部屋(502号室だったと思います)に通されたのですが、窓なしですん。奥のカーテンの向こうは部屋の壁だけ、ベッドの枕元の上にある窓らしきものもダミーで、ロールスクリーンを上げるとガラスとライトはありますが真っ暗。
部屋にいる時間は少ないでしょうが、1泊ならともかく3泊も日当り(日光)なしは耐えられないので、部屋をチェンジして頂きました。しかし、この部屋は本当に予約した「スーペリア」だったのでしょうか、疑問が残ります。
交換してもらったのが、207号室の「スタンダード・ツイン」。スーペリアからスタンダードなのでダウングレードですが、このホテルの場合、同じカテゴリー内でもダブルよりツインの方が料金が高いそうで、「スーペリア・ダブル」と「スタンダード・ツイン」は同じ料金だと。
ツインといっても2台のベッドを引っ付けてある、いわゆるハリウッドツインで、ダブルのベッドより広いです(ベッド間の割れ目はありますが)。
クローゼットがガラス張り。ドアを開けたり、ハンガーを掛けたりする際に、ぶつけてガラスが割れないかと不安になります。向かって右手のすりガラスはバスルームです。
部屋に入ってすぐ、なぜか2段上がっているので、多少天井が低く感じられました。
東アジア・東南アジアのホテルのテレビは、最近はサムスン製が多く、次にソニー、たまに中国のハイアール(Haier)も見るようになりましたが、ここはTECO(東元電元)という台湾の大手家電メーカーでした。
冷蔵庫は小さいですが、ミニバーは入っていないので、自分で買ってきた飲み物などを入れることが出来ます。
インターネットは無線Wifiで無料です(部屋にLANケーブルも置いてあったので、有線でも可能だと思います)。特に大きなストレスなく利用できました。
バスルームは細くて縦長でした。お湯は温度・湯量共に充分に出て、気持ち良く利用できます。
最初は、段差のある変なシャワーブースだなあと勘違いしていたのですが、バスタブになっていました。結構歩き回って足が疲れていたので、バスタブに浸かれたのは良かったです。
アメニティー類。
トイレには日本式のウォシュレットが付いています。
2階でしかも六条通りに面した部屋ですが、とにかく窓が2つもあって良かったです。たまにカラオケ・スナックから出てきた客と思われる声が聞こえてきましたが、車はそれほど通らないので、騒音は気になりませんでした。
各階全て同じか分りませんが、避難通路図を見る限り、末尾7号室が窓2つあり、後は6号室と8号室に窓1つあり、残りは窓なしではないかと。6~8号室は六条通りに面した部屋で、いずれもツインルームでした。
朝食はビュッフェスタイルですが、客室数もそれほど多くないホテルですので、品数が多いわけではありません。でも2~3日なら問題なしです。味噌汁もあります。
スタッフは全員ではないですが、日本語を話せる方もいます。レセプションには常に2~3人いますが、少なくとも1人は日本語が話せるのではないかと。
一般的な台北のホテル事情がどんなものか、分りませんが・・・
今回宿泊した舞衣新宿中山店は改装してそれほど経過していないのか、部屋はこぎれい、立地も悪くないですし、部屋を変更してくれた際の対応をはじめ、スタッフは皆さんとても親切でしたので結構良かったと思います。でも窓のない部屋だったら、私は遠慮したいです。