夕食後は、すぐそばの臺北戲棚(タイペイアイ)で京劇鑑賞です。以前も一度、京劇を見ようと思い立ったのですが、その時は公演のない日で叶いませんでした。
現在、タイペイアイでは月・水・金・土の週4日上演されており、月水金が上演時間約60分・料金550元、土曜日のみ上演時間約90分・料金880元です。私は事前に公式サイトでネット予約したのですが、KKdayなら470元と割引料金で予約出来ることに後で気付きました。失敗した・・・
19時開場で20時開演。
1階のロビーで受付を済ませると、簡単なパンフレットとアンケート用紙を渡されます。エレベーターで劇場のある階に上がると、パンフが韓国語なのに気付きます。また下に降りて、日本語に交換してもらいました。
劇場のある階には人形などのお土産物コーナーがあったり、撮影している一画があったり。この人は出演者?それとも京劇の衣装を着て記念撮影出来るサービス?
この演奏している楽器は琵琶かな?
席は自由席で、私は前から3列目の右手(入口に近い方)に座りました。
この日のプログラム・演目は西遊記 白骨精です。パンフにあらすじが説明されています。
舞台の左右にモニターがあり、ここにストーリーやセリフの字幕が表示されます。モニターは左右にあるのですが、向かって右手は日本語と中国語、左手は英語と韓国語が表示されるので、日本人は右側の席に座ると良いらしい。
と近くの日本人女性が語っていました。私は偶然右側に座っていたので、ここで良さそう。観客は日本人と韓国人が圧倒的に多かったです。
開演です。ビデオ撮影とフラッシュ使用は禁止ですが、通常の画像撮影は可能です。
若い女性の姿に化けた妖怪。
こんな感じでストーリーや台詞が字幕で表示されるので分かり易い。
京劇を盛り上げる楽器の演奏者の方々。
人が良くてすぐに信じてしまう三蔵法師。
孫悟空と沙悟浄。孫悟空がテツandトモのテツに見えてきた。
アホな猪八戒。
戦いのシーンではアクロバティックなアクションもあります。
約1時間で終了。これくらいだと集中力も続き、飽きなくて良いですね。
出演者と記念撮影も出来るようです。
今日の舞台が本来の京劇なのか、外国人観光客向けにアレンジされているのかわかりませんが・・・
京劇って難しい・とっつきにくいという先入観があったのですが、分かり易いストーリーでとても楽しめました。まさに大衆演劇って感じ。西遊記という日本人にも馴染みのある話でキャラも分かっていたせいかもしれません。
タイペイアイの場合、料金は約2千円とお手頃で気軽に鑑賞出来るのも良いですね。また機会があれば、違う演目を見てみたいです。