マカオ国際空港から無料シャトルバスに乗って、わずか数分で予約している「ザ ヴェネチアンマカオリゾート(The Venetian Macau Resort)に到着。
ヴェネチアンのシャトルバスは西ロビー(ウエストロビー)前に発着所(バスターミナル)があるのですが、マカオ国際空港との間のバスのみメインロビー発着となります。
メインロビー側玄関
西ロビー側エントランス
予約していたのは、ロイヤルスイートという70平米の部屋。簡単に言うと、全てスイートルームというヴェネチアンでは一番安い部屋です。
香港と同じくマカオのホテルも、週末(特に土曜日)は料金が高いのですが、私が泊まったのは火・水・木。3連泊では最も安い料金の日程だと思いますし、タイミング良くプロモーションもあり、1泊税・サ込・朝食なしで約12,000円とかなりお得な料金でした。
長蛇の列でチェックインするのにかなり待たされるなんて話もありますが、週末ではないせいか、チェックインカウンターもそれほど並んでおらず、5分程度でチェックイン出来ました。
夜のメインロビー
部屋は34階の098号室。建物自体は1つの棟なのですが、余りに巨大なので、ノースウイング(北ウイング)とサウスウイング(南ウイング)にエレベーターなどが分かれていて、私の部屋はノースウイング。
レセプションの人が説明してくれた通り、カジノを突っ切ってノースウイングのエレベターホールに向かいます。
メインロビーからカジノ(正面)への廊下。
カジノは21歳以上でなければ入場できないので(通り過ぎるだけでも)、子供がいる方はカジノの外周を通ることになります。
カジノの年齢制限は以前は18歳以上でしたが、昨年11月から21歳以上に引き上げられています(チェックイン時に渡されたヴェネチアンリゾートの地図は古いままで、18歳未満立ち入り禁止と書かれていましたが)。
ヴェネチアンマカオの1階(L01)の地図です。方角的には上が西、下が東、右が北、左が南になっています。
チェックアウトは、タクシー乗り場もある西ロビーに行ったのですが、カウンターは一時的に?閉鎖されていました。
コンシェルジュのカウンターには人がいて、聞いてみると「サウスロビー(上の地図で左上に楕円で囲ってあるところ)」でチェックアウト出来ると。荷物を持ってサウスロビー(南ロビー)に移動、チェックアウトを済ませ、またウエストロビーにあるタクシー乗り場へ。
ホテルに到着した時もそうですが、部屋への案内もベルボーイが荷物を持ってくれるわけでもなく、基本的に自分でやらないといけません(依頼すればやってくれると思いますが)。
全3,000室の巨大ホテルですから・・・高級リゾートホテルではあるのですが、それはハードだけで、ホスピタリティーなんて期待してはいけません。カジノがメインであって、ホテルなんて付け足し?そんな感じです。
部屋に向かいます。エレベーターホール自体も高層階用と低層階用で分れており、滞在中、エレベーターが来ない・待ち時間が長くてイライラなんてことはなかったです。34階に到着、部屋もエレベーターからそれほど遠くはありませんでした。
ロイヤルスイートは一番安い部屋ですが、広さが70平米と充分ゆったりしています。ヴェネチアンマカオリゾートで一番スタンダードな部屋の内、キングベッド(ダブルベッド)タイプがロイヤルスイート(Royale Suite)、ツインベッドがベラスイート(Bella Suite)です。
ベッドのマットレス(クッション)はふかふかという感じではありませんが、気持ち良く眠ることが出来ました。
セーフティーボックスは、ベッドルーム側のテレビの下。テレビチャンネルにはNHKワールドプレミアム(日本語放送)もあり。
クローゼットには、バスローブ、スリッパ、アイロン・アイロン台が置いてあります。
続いてリビングルーム(リビングスペース)です。何の意味があるのか、ベッドスペースから段差があり、2段ほど下がっています。
作業デスクには、FAX・コピー・プリンターの複合機。インターネット接続はWifi(無線)とLANケーブル(有線)のどちらも使用可、料金は1日160パタカ。アクセススピードは結構快適でした。
ライティングデスクの前ともう1ヶ所の計2ヶ所の電源コンセントには、日本のAタイプなど数種類が使えるマルチタイプのアダプターが挿してありました。
部屋は34階で南東向きの部屋。正面にはコンラッド、
シェラトン、
ホリデイイン(現 ザ ロンドナー マカオ)のある「サンズ・コタイセントラル」が見えます。
こちらは夜景。
少し左手(東方向)に目をやると、「シティオブドリームス」
バスルームもゆったりしていて、洗面台はダブルボウル(一人なので意味なし)。
バスタブに加えて独立したシャワーブースも付いています。シャワーブースのシャワーヘッドは調整できますが、固定式でした。バスタブ側・シャワーブース側、どちらもお湯の温度・量も全く問題なく充分で、快適そのもの。
トイレにはドアがあり、個室状になっています。
ドレッサー。
アメニティー類は「Paiza」というブランドのもの。ヴェネチアンを含む「サンズ(Sands)」グループの独自ブランドのようです。
オープンしてもう6年、多少くたびれた感じもあるのかと思っていましたが、そんなことはありません。ピカピカの新築ではないですが、まだまだ充分きれいです。「ヴェネチアン」という名前の通り、内装は中世ヨーロッパ調です。これは好みの問題があると思いますが。
続いてプールを見学に行きます。