シンガポールでは、イビス シンガポール オン ベンクーレン(Ibis Singapore on Bencoolen)に宿泊しました。
スタンダードルームを予約、税・サ込・朝食なしで1泊約10,700円でした。
「イビス(アイビス)」はフランス・アコーホテルズのバジェットホテル(経済的ホテル)ブランドで、今や香港よりホテル代が高いと感じるシンガポールではお手頃な料金で泊まれる貴重な存在。
イビスに泊まるときにいつも思うのですが、発音はイビスで良いのか、アイビスが良いのか。フランス語風に発音すればイビス、英語風ならアイビスかな。シンガポールで乗ったタクシーの運転手はアイビスと発音していました。
ロケーションは、MRT東西線とダウンタウン線のブギス駅から徒歩7-8分。ホテルの1階にはコンビニ(セブンイレブン)が入っていますし、徒歩3分ほどで大型ホーカーズ(フードコート)のアルバートセンターがあります。
ブギスという町自体、シンガポール国際空港(チャンギ空港)からのアクセスも良いですし、オーチャードロード、マリーナベイ、チャイナタウン、それにゲイランなど、どこに行くにもそれほど遠くなく、便利な立地だと思います。
ブギスは元々、風俗・赤線地帯だったわけですが(特におかまで有名?)、ブギスジャンクションやブギス+(ブギスプラス)といった綺麗系のショッピングモールから、ブギスストリートといった庶民的なアーケード街、伝統的なショップハウスの立ち並ぶエリア、サルタンモスク周辺のアラブ人街、少し歩けばリトルインディアなど、混沌としたエリアで街歩きが楽しいです。
次のバンコクへのフライトが17:45発なので、最終日に14時までのレイトチェックアウトをお願いしたのですが、13時までOKでした。
ホテルは16階建で、私の部屋は15階でした。
部屋番号を見ながら廊下を歩いていくと・・・おっと、一番端の角部屋、もしかしてアップグレードされた?と思ったら、普通のスタンダードな部屋でした。「イビス」にそんな特別な部屋なんてあるはずないか。
部屋に入ると、まあ見慣れた内装です。世界的なチェーンホテルなので、部屋は規格化されており、今まで泊まった他の都市のイビスとほぼ同じ。良くも悪くもホテルに来る前から予想出来てしまいます。
オープンからもう5年近く経っていますが、まだまだ新しい感じがする清潔な部屋です。広さは18平米?広くはないですが、地価の高いシンガポールのホテルとしては極端に狭いわけでもありません。
ベッドは少し高くなっていて、下にスーツケース・かばんなどを置けるようになっています。
テレビチャンネルのメニューではNHKワールドプレミアム(日本語放送)になっていましたが、実際はNHKワールド(英語放送)でした。
冷蔵庫の中には何も入っていないので、自分で買ってきたビール・ジュースなどを入れられますが・・・中の奥行きは外形の半分くらいしかなく、たいして入りません。
ライティングデスクは窓際で外の景色を見ながら作業が出来ます。電源コンセントはユニバーサルタイプなので、日本のA型プラグがそのまま使用可能。
インターネット接続はWifi(無線)で無料。夜はちょっとアクセススピードが遅かったかな。
続いてバスルーム。こちらも予想通り、何の驚きもありません。
イビスのシャワーブースは三角形で非常に狭いのですが、ここはホームベース型?広さ的には多少マシでした。お湯の温度・量は十分で、その点では気持ち良く利用出来ました。
シャンプー&ボディソープ兼用のサーバ。
アメニティー類もほとんどありません。せっけん、シャワーキャップ、サニタリーバッグのみ。
朝食は食べてないですが、予約時のメールによると、ビュッフェスタイルで19.39シンガポールドル(約1,600円)。
プールやフィットネスといった館内設備はありませんが、コインランドリーがあるようです。
(参考)シンガポール 洗濯機・コインランドリーのあるホテル・サービスアパート
ホテル料金がかなり高いシンガポールにおいて、料金・立地・部屋の内容を考えると、コストパフォーマンスの良いホテルで、非常に満足でした。