クアラルンプールではチューンホテル ダウンタウンKL(現 チューンホテル クアラルンプール)に宿泊しました。
シングルルームという部屋を予約、料金は1泊税・サ込・朝食なしでRM57(1,914円)でした。これにはコージーパッケージという、エアコン、Wifi、テレビ、レンタルタオル&シャンプー・石鹸も含まれています。
どんだけ安いねんという感じですが・・・
立地はチョウキットに近いエリア、モノレールのメダン・トゥアンク駅とLRTアンパン線のスルタンイスマイル駅から高架歩道でホテルの横までつながっていて、どちらも徒歩5分程度。2路線使えるのは便利です。スーツケースなど荷物があっても歩き易いですが、夜は(昼からも)若干ホームレスの方がこの高架歩道で寝ていたりします。
スルタンイスマイル通りの向こう側に、マジュジャンクションモールというショッピングモールはありますが、あまり何もないロケーション。ホテルの周りに、インド系ムスリムの経済食「ナシ・カンダール」の店をはじめ、レストラン・食堂はポツポツとあり。
ホテルのロビー階にはコンビニ(セブンイレブン)とカフェがテナントとして入っていますが、個人的には近くに両替屋が見つからなくて困りました。。
部屋は2階(日本風に言うなら3階)でした。
シングルルームは広さが9-10平米。相当狭いのですが、シングルベッド且つ端に寄せられているので、5月に泊まったチューンホテルペナンの11平米の部屋よりスペースに若干余裕がある感じ。
老朽化(メンテナンス)・清潔感もペナンより多少マシのような気がしましたが、ドアの内鍵は壊れたままでした。
ベッド脇のテーブル下に設置してあったセーフティボックス。ロックされたままで開かず、結局、他の部屋から持ってきて交換。固定されていないセーフティボックスがセーフティなのかという不安もあります。それに対応依頼をしてから、2-30分後に催促するまでスタッフも来ないし・・・
テレビチャンネルにNHKワールドはなし。
簡易テーブルになります。
Wifiは特に夜はアクセススピードが酷く、私は最初から料金に含まれていましたが、これに別途お金を払った人は不満でしょうね。
クローゼットはなく、こんな感じでハンガーが3つ。
室内に電話・冷蔵庫もありません。
エアコンを使用しない(購入しない)人の為に、天井扇。
電源コンセントはマレーシアのBFタイプも日本のAタイプもそのまま使用可能なユニバーサルな形状。
このホテルには窓なしの部屋も結構ある中、窓があったのは良かったのですが、ベッドに寝転ぶと頭のすぐ上をモノレールが走っていきます。
ただモノレールの走行音はほとんど気になりません。通りを走る車、アホみたいに爆音を上げて走るバイクの方がうるさいです。
バスルームもかなり狭いです。
洗面台のところにヘアドライヤーあり。コップはなし。
トイレに座ると身動きできません。
バスタブなどあるはずもなくシャワーのみですが、3回中2回はお湯が出ずに、水しか出ませんでした。シャワーブースのドアの取っ手も片方が外れていて、ぷらぷら状態。
チェックイン時に渡されたもの。
テレビのリモコン、レンタルタオル、シャンプー兼ボディソープ、石鹸、WifiのIDとパスワードを書いた紙。
激安料金の他に、コインランドリーがあると聞いたので、このホテルを予約したのですが、すっかり忘れていて確認していません。
(参考)クアラルンプール コインランドリー・洗濯機があるホテル
不満を挙げればきりがないのですが、それでもこの料金なら我慢出来るかなあというレベル。
ただチューンホテルは、部屋は狭いけど清潔で最低限の機能・クオリティは確保され、スタッフはキビキビ働いているというイメージで、個人的には嫌いではなかったのですが・・・
前回ペナン、今回KLと泊まって、何かもうメンテナンスは放棄してしまった、ハード・ソフト共に一定のクオリティも保てないけど、安いんだから文句ないだろうと開き直り、激安でしか客を呼べないホテルという印象です。