ルアンパバン最終日はヴィラ マイドゥー ブティック ホテル(Villa Maydou Boutique Hotel)に宿泊します。
ヘリテージという部屋を予約し、料金は1泊税・サ・朝食込で7,423円(約70ドル)でした。「ルアンパバンの町」は世界文化遺産に登録されていますが、このホテルの2棟の建物もその遺産リストに含まれているのに惹かれて予約しました。
立地はワットビスンナラートやワットアハムの近く、チャオソンプー通りから少し入ったところ。すぐそばにカーン川にかかるバイク・自転車・歩行者専用の橋があり、その先をずっと行くとルアンパバーン国際空港につながっています。
周辺には地元の人向けの食堂やミニマート・雑貨店的なものはありますが、サッカリン通りやシーサワンウォン通りといったルアンパバーン旧市街の中心部までは徒歩15分程度かかります。ホテルには無料の自転車レンタルサービスあり。
ホテルの全体図。
受付もある「ヘリテージ1936」棟、世界遺産登録の建物。
レセプションの脇で雑貨・布・アロマオイルなども販売しています。
もうひとつの世界遺産登録の建物、「ヘリテージ1925」。名前の通り、1925年に建てられたもの。
中庭にあるプール。底が緑色のせいか、なんか藻とか植物性プランクトンが大発生しているように見えるのですが・・・
「トラディション2014」棟。アンティーク風ですが、2014年に建設されたこのホテルで一番新しい建物。
「トラディション2013」棟。
部屋はヘリテージ、ヘリテージデラックス、トラディション、トラディションデラックスの4タイプがあります。
チェックインし、部屋に案内されます。予約した部屋は「ヘリテージ」なので、ヘリテージ1925かヘリテージ1936のどちらかの棟だと思いますが・・・どちらの建物も世界遺産のリストに登録されています。
部屋番号はNo.8、一番古い「ヘリテージ1925」棟の1階でした。「ヘリテージ」ルームが1階、「ヘリテージデラックス」ルームが2階のようです。
建物は古いですが、2004~2005年にリノベーションされ、ホテルとしてオープンしていますのでボロい感じはないです。
部屋の奥の扉を開けるとガーデンにそのまま出られます。私の部屋専用の庭ってわけじゃないですけどね。
内装・家具には木がたくさん使われていて、古い建物の雰囲気にマッチしています。いかにも西洋人が喜びそうな感じ。
天井は少し低いかなあ。
ベッドカバーは少数山岳民族の伝統的な織物でしょうか。
インターネット接続はWifiで無料なのですが、なかなか繋がらない、ブチブチ切れる、アクセススピードが遅いの三重苦でちょっと酷かった。
それと部屋に何か足りないような・・・テレビがないんですよ。私は見ないので全く問題なしですが。
クローゼットにはバスローブとスリッパ。セーフティボックスはありません(レセプションにあるようです)。
続いてバスルーム。
洗面ボウル横のオレンジ色の巾着袋の中はヘアドライヤー。
なぜか着物を来た若い女性(日本人?からゆきさん?)の上半身裸のモノクロ写真がインテリアとして飾ってありました。
バスタブ付きです。お湯の温度・量(水圧)は全く問題なし。
アメニティーとしてはシャンプー、シャワージェル、石鹸のみ。個人的にはこれで充分ですけど。タオル類はバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルの3サイズがありました。但し、ちょっとくたびれ気味。
朝食はビュッフェと言えるのか?シリアル、パン、フルーツ、ドリンクなどが少しあるだけのかなり簡素な内容。
これに卵料理(+ベーコン一切れ)or ラオススープヌードルの2種類から選択。
う~ん、ちょっと寂しい内容ですね。雨季のローシーズンで宿泊客が少ないからこんな内容なのか、これが普通なのか不明ですが。
宿泊代金は予約サイトに前払い済なのに、チェックアウトの際に再度請求されました。「もう払ってるだろ!」の一言で終わりでしたが、どんな管理しているんだろう。ちなみにその請求額はUSD57。私が予約サイトに払ったのは、約70ドルだったのに・・・
立地はめちゃくちゃ悪くはないけど、ルアンパバーン旧市街の中心部まで徒歩15分程度とちょっと微妙な場所。ここを拠点に観光名所を歩き回るというより、ホテルでゆっくり過ごすのに適しているでしょうか。
古い趣のある建物なので、そういう歴史に価値を見出す人には良いホテルでしょう。個人的には泊まって良かったと思いましたが、Wifiだけは改善して欲しいです。