鶯歌・三峡と観光して、台北市内に戻ってきたのが15時頃。2日間宿泊するタンゴ イン 台北西門(天雲旅棧 台北西門館)に向かいます。
一番安いチャームルームという部屋を予約、料金は1泊税・サ込、朝食なしで7,567円(TWD2,070)。タンゴインはタンゴホテル(天閣酒店)のセカンドブランドで比較的お安めの価格設定です。
立地は、西門町にある峨嵋街と昆明街96巷を結ぶ細い路地の峨嵋街103巷。この路地自体は何もありませんが、すぐそこが繁華街なので、レストラン・食堂など何でもあります。板南線と松山新店線の2路線が通るMRT西門駅6番出口から徒歩7分。今回はスーツケース無しで来たので、余裕でした。
昨年11月にオープンしたばかりの新しいホテルです。おそらく新築ではなく、古い建物を改装したものと思います。館内は基本的に光が差し込まないので、廊下をはじめ全体的に薄暗いです。
部屋は6018号室。チェックインの際にバルコニールームへアップグレードして頂きました。部屋は新しくてきれい、また料金のわりに安っぽさはなく、上品にまとまった内装です。
但し、ちょっと狭いですね。個人的には広さより新しさ・清潔感の方が重要なので、大きな不満ではないですが。
公式サイトによるとバルコニールームは29平米、おそらくバルコニー込みの広さなのでしょうが、それを考慮してもそんなにあるかなあという印象です。天井も低めなので、余計に狭く感じるのかもしれません。
ベッドの寝心地はなかなか良かった。
ベッド脇にライティングなどのコントロールパネルとスマホのドッキングスピーカー。
ライティングデスクは小さいです。デスク前に電源コンセントが3つ、USBポートなどがあり、この点では使いやすかったです。電源コンセントはユニバーサルタイプですので、日本のAタイプも変換アダプター・プラグなしで使用出来ます。
インターネット接続はWifiで無料ですが、アクセススピードはイマイチでした。
テレビにはNHKワールドプレミアム(日本語放送)と日本の番組を放映している(ライブではない)チャンネルが2局ありました。
セーフティボックスに冷蔵庫(ミニバーなし)。その上にケトル、無料の水、ティーバッグなど。
しゃれたデザインのソファ。
クローゼット。バスローブはありませんが、スリッパは置いてありました。
結構広いバルコニー。路地をはさんだ向かいの小汚い建物ビューですが。
バスルームは二方向のスライドドアでベッドルームと仕切られています。
ドアを閉めたところ。
バスタブはなく、シャワーブースのみ。レインシャワーとハンドシャワーがあります。お湯の出は悪かったです。夜は「水ではない」程度のぬるま湯しか出ず、朝もお湯になるのにかなりの時間を要しました。
シャンプー兼ボディウォッシュ。
アメニティー類は、歯ブラシ・歯磨き粉、髭剃り、くし、綿棒、シャワーキャプ、歯間ブラシ。洗面台の下にヘアドライヤーも置いてありました。タオル類はバスタオルとフェイスタオルの2サイズ。
トイレは日本式のウォシュレット付きです。
2階にラウンジがあり、24時間軽食・ドリンクが頂けます。
スナックはパン、クロワッサン、マフィン程度でした。下にドレッシングだけあったので、タイミングによってはサラダもあるのかもしれません。
ラウンジの奥に無料のセルフランドリー(自助洗衣)があり、洗濯機・乾燥機が置いてあります。
プールやフィットネスジムといった設備はありません。
立地も悪くなく、部屋はきれいで、アップグレードされたこともありますが、お値段以上で悪くはなかった。個人的に一番良かった点は、ベッドの寝心地ですかね。
ただ大きな不満ではないですが、廊下の暗さ、天井の低さ、シャワーのお湯の出の悪さ、Wifiの遅さなどちょこちょこ気になる点があったのも事実。シャワーとWifiにストレスがなければ、「かなり良かった」と言えたと思うのですが・・・