<本ページにはプロモーションが含まれています>
昼食後、すぐ近くにある導明学校(ロンリアン タオミン)を見学しようと思います。
タクアパーは20世紀初め頃から錫採掘が盛んになり、労働者としてたくさんの中国系移民が流入してきました。その子弟に中国語をはじめとした教育の機会を与える為、1922年に建設された学校です。
建設費用はタクアパー、ラノーン、プーケットの錫鉱山オーナー、商人などの寄付で賄われています。
タイで言うシノポルトギース様式(一般的にはプラナカン様式)の建物で、学校というより裕福な商人の邸宅って感じですね。屋根は錫葺きです。

入って良いのかな?

後で分かりましたが、もう既に学校としては使われていないようです。奥の講堂のような建物内で数人が作業をしていたので、見学していいのか聞いてみると、OKでした。
先ずは2階に上がってみましょう。

ベランダに出てみました。

中に戻ろうとしたら、恩宏齊佛堂と書いてあります。現在は学校ではなく佛堂として使用されています。

一方の部屋には菩薩?が一柱。

もう一方の部屋には5柱の神仏が祀られています。

弥勒菩薩(布袋)。

観音菩薩。

凛々しい赤ら顔は関帝聖君(関羽)ですね。

服がはだけただらしない感じと大きな数珠をぶら下げているところといい、済公で間違いないでしょう。

この神仙はどなた?道教のシンボルマークである太陰太極図が描かれているから太上老君(老子)?でも太上老君にしては若いなあ。

当時の校長とか理事長とか学校の偉いさんの肖像かと思ったのですが、張天然、その妻である孫慧明、もう一人は不明ですが、新興宗教・一貫道(天道)の祖師でした。

一貫道と分かった所で調べてみたら、最後の神仙は太上老君ではなく、呂祖(呂洞賓、孚佑帝君)という八仙の一人と判明しました。すごくすっきり。弥勒菩薩、観音菩薩、関帝聖君、済公活佛、呂祖は一貫道の定番5柱のようです。
特に見所もないので、下に降りますか。

この机は当時のもの?


し~んと静まりかえっていましたが、タクアパーで錫産業が盛んだった百年近く前には、ここをたくさんの子供たちが走り回っていたかと思うと不思議です。