ホーチミンシティ初日は、タンソンニャット空港近くのホテル、イビス サイゴン エアポート(Ibis Saigon Airport)に宿泊しました。
スタンダードルーム(クイーンサイズベッド)という部屋を予約し、料金は1泊税・サ込、朝食なしで5,441円(約48ドル)。通常はもう1,000円くらい高い料金で出ていることが多く、他の都市でもそうですが、空港そばのホテルということで、少し割高な印象です。
またイビスと言えば、通常1~2種類の部屋しかありませんが、ここはスタンダード以外に、二段ベッド付のファミリールーム、スタジオ、キッチン付きの1ベッドルーム、2ベッドルームといったアパートメントタイプの部屋もあります。
立地はホーチミン・タンソンニャット空港近くのホン ハ通り、パークソンデパートの入っているCTプラザの隣です。
ホテル⇔空港は無料のシャトルバスサービスがあります。但し、決まった時刻表・タイムテーブルはないので、空港へ迎えに来てもらうには、事前に直接ホテルへリクエストする必要があります(到着後に電話しても来てくれると思いますが)。空港まで徒歩ですと10分程度でしょうか。
周辺には庶民的な食堂・カフェはたくさんあり、隣のパークソン最上階にはフードコートもありますので、贅沢を言わなければ食事に困ることはないです。
ホテルの1階にはスターバックスコーヒーが入っており、ホンハ通りを奥に2~3分行くとコンビニ(ミニストップ)もあります。
部屋は914号室、広さは18平米とイビスならこんなものでしょう。今年開業したばかりなので、新しくて清潔です。
イビスにはバンコク3軒、シンガポール、香港、スラバヤで泊まったことがありますが、基本的にはどこもほぼ同じ、シンプルで少し殺風景な内装。ですので、私にとっては新鮮味に欠けますが、ここは壁に飛行機のイラストなどが描かれていて少し違いますね。
他都市のイビスでも感じますが、エコノミーホテルのわりに、ベッドのマットレスやリネン類は悪くなく、寝心地は良いです。
ベッドの下にスーツケースなどを収納できるスペースあり。
テレビチャンネルにNHKワールドプレミアム(日本語放送)がありました。
窓に向かった横に長いライティングデスク。インターネット接続はWifiで無料、アクセススピードも特に問題なかったです。
デスク下の冷蔵庫(ミニバーなし)。
電源コンセントの形状はユニバーサルタイプで、日本のAタイプもそのまま利用出来ます(但し、電圧は220Vで日本とは違います)。
デスク横のベンチシート風ソファ。いつも思いますが、これは人が座るのか、スーツケースなどを置く場所なのか?
扉のないむき出しのクローゼット。セーフティボックス、電気ケトル、無料のインスタントコーヒーなど。バスローブやスリッパはありません。まあどれも見慣れた内装・家具です。
バスルームも狭いです。洗面台脇に固定式のヘアドライヤー。
イビスではおなじみの三角形のシャワーブースですが、極端に狭いというほどではなかったです。お湯の温度・量(水圧)も問題なかったですが、ドアがぴったりと閉まらず、外へお湯が漏れていました。
一般的にイビスにはアメニティ類もほとんどないのですが、歯ブラシ・歯磨き粉がありました。
またシャワーブースにシャンプー兼ボディソープのディスペンサーが設置されているのがお決まりなのですが、ここは小さなホトルのシャンプーとシャワージェルが置いてあります。シャワーブース内にディスペンサーを設置する金具は付いていましたので、近い将来変わるのかもしれません。
タオル類はバスタオルのみです。
プールは屋上階にあり、タンソンニャット空港が望めます。
ルーフトップバー(プールサイドバー)。
フィットネスジムもプールと同じ屋上階。
朝食は付いていない予約で、チェックインの際に勧められたのですが(私はアコーホテルズのメンバーなので割引になると)、ベトナムらしいものが食べたかったので、外へ行きました。
私自身はトランジットするわけでも、深夜着でも翌日早朝発でもなく、空港近くのこのホテルに泊まる意味はありませんでした。単にイビスと新しいホテル好きなので、泊まってみただけです。
高級ホテルのように何でも揃っているわけでありませんが、部屋でくつろいだり、ホテルライフを楽しむわけでもなく、個人的にはこの程度で充分です。部屋も新しくてきれいで、気持ち良く過ごせたので、特に不満はありません。
敢えて不満を言うと、ホーチミンシティ&イビスの割に料金が少し高いことでしょうか。これも空港そばというロケーションなので仕方ないですかね。
エコノミーホテルですが、フランス・アコーホテルズの運営なので、ある程度のクオリティは保証されるだろうという安心感もあります。