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最初に三多廟を見学した後もマラッカのチャイナタウン(旧市街)にある中華寺院(道教寺院)を片っ端から回ってみました。
ジョンカーストリートにある小さな廟の天徳宮。この廟は1884年にマラッカの富豪・曾西聘により創建され、青雲亭(チェン・フン・テン寺院)に寄進されています。

主祀神は子宝・子授けの女神、註生娘娘。

東獄大帝。仁聖大帝・泰山府君・大山府君とも呼ばれます。

虎爺。

ジョンカーストリートの一番奥、ジャラン トコンと合流するところに観音堂。

観音堂ですから、主祀は観音菩薩。

あごヒゲぼうぼうの神様は文昌帝君、学問の神様です。中国で学問の神様と言えば、北部は孔子ですが、南部ではこの文昌帝君がメジャーな存在。

厄災の神・太歳星君は十干と十二支を組み合わせた六十干支、つまり60年間毎年変わる神様の総称で、今年2019年は己亥で謝太大将軍。


10干と12支の組み合わせだから120年じゃないかと思いますが、全ての組み合わせがあるわけではなく、60周期になるようです。
玉皇大帝、太陰星君、太陽星君の三柱。

後殿に地蔵王菩薩。

観音堂の対面にあるのが崇徳堂。門が閉まっていたので、入りませんでした。

ジャラントコン(Jalan Tokong)を歩いて行き、路地を入ったところにある華徳宮。

温府王爺が主神として祀られています。福建南部(閩南)や台湾で盛んな王爺(千歳)信仰ですが、温府王爺は特に屏東県東港鎮や高雄で信仰されています。
華徳宮の隣に青山宮。こちらは1966年創建と比較的新しい廟です。

入口に黒面のいかつい像が立っています。この青山宮の主祭神である張公聖君(法主公)です。特に福建省泉州周辺で信仰されています。

黒い顔なので烏頭法師、黒頭法師とも呼ばれるようです。片手に剣、もう一方に蛇を持っているのが特徴。
中に入ってみましょう。

張公聖君の左右には義兄弟的存在の蕭公聖君と洪公聖君。


観音菩薩。

福徳正神(土地公、大伯公)。

またジャラントコンに戻って、ジャラン ポルチギスとの角にあるのが広福宮。1906年頃に創建されたようです。


中央の主祀神は廣澤尊王。ということは福建省泉州系の廟です。

後殿に回ってみます。思った以上に小さな廟で、後殿は薄暗く、薄汚れた印象を受けます。

たくさんの神仏が安置されていますが、中央に祀られていたのが城隍神。

呷坡都城隍と書かれていたのですが、呷坡ってどこだろう?呷はマラッカ(馬六甲)を意味するような気もしますけど。
虎爺。

観音菩薩。

これは何でしょう?位牌にしては幅広だし。

今回は同郷會館と併せ、ジョンカーストリートを中心に周ってみましたが、狭い範囲にたくさんの寺院・廟があったので、効率的に見学出来ました。
少し中心部から離れたところにも中華寺院・廟はたくさんあるようなので、今度マラッカに来た時に訪れてみたいと思います。
それでは最後にマレーシア最古の仏教寺院と言われる青雲亭(チェンフーテン)へ行ってみましょう。