台南ではダイナスティーホテル(新朝代飯店)に宿泊しました。
シングルルームという部屋を予約し、料金は1泊税・サ込、朝食なしで5,025円(1,400元)。
ロケーションは台鉄・台南駅の正面に伸びる成功路、台南駅から徒歩7分程度です。隣のビルにコンビニ(セブンイレブン)はありましたが、いわゆる観光名所は徒歩10分~、周辺にこれと言ったものはありません。
建物の外観やロビーには古さを感じます。
部屋は2906号室、29階ではなく9階です。
外観の古さとは異なり、部屋は比較的最近リニューアルされたのか、わりと新しい感じできれいです。また広くはないですが、それほど狭いという印象もありません。
シングルルームというカテゴリーの部屋ですが、ベッドはシングルベッドではなく、クイーンサイズ?キングサイズ?でゆったりしています。
ベッド脇のコントロールパネルでライト・エアコンなどを操作出来ます。
個人的にはそんなに必要ないだろと思うほど、ベッド脇を含め、室内には電源コンセントがやけにたくさんありました。
テレビの日本語チャンネルとしては、緯来日本台、NHKのBS1・BS3・BSプレミアム、フジテレビ、TBSが視聴出来ました。
唐突に置かれた感じの籐製?の衣装箪笥。
ライティングデスクも問題ない程度の広さはあります。Wifiのアクセススピードも特に不満はなかったです。
ケトルに無料の水・インスタントコーヒーなど。冷蔵庫にもミニバーなし。
クローゼットにはスリッパのみ。
セーフティボックスがありませんでした。これは予定外。これくらいの中級ホテルなら当然あるものと思っていて予約時に確認もしていませんでした。高雄でもそうでしたが、台湾では中級クラスでもセーフティボックスのないホテルが結構あるんですね。それだけ治安が良いということかもしれませんが。
ベッドルームに比べるとバスルームはデザインに古さを感じます。清潔感という意味では特に問題ありません。日本のビジネスホテルと同じような匂いがしました。消毒?シャワーカーテンの臭い?でしょうか。
アメニティ類は歯ブラシ・歯磨き粉、髭剃り、くし、シャワーキャップ、石鹸、綿棒・歯間ブラシ。タオル類はバスタオルとフェイスタオルの2サイズでした。
ドイツの老舗陶磁器メーカー、ビレロイ&ボッホの便器なんて初めて見ました。食器だけではなく、洗面台・便器なども製造しているんですね。
バスタブがあったので、歩き疲れた足を休めるのに良かったです。お湯の温度や水圧も特に問題なし。
シャンプーとシャワージェルのディスペンサー。台湾の中級ホテルは、小さなボトル容器ではなく、こうしたディスペンサータイプが多いですね。
館内設備にプールはありませんが、フィットネスジムはあります。エレベーター内にフィットネスジム2階と表示されているのですが、2階のボタンが押せない(押してもランプが付かない)ようになっていました。
レセプションスタッフに聞くと、ジムはあると言うので、ロビーから階段で上がると・・・2階は改装中?奥のスペースに申し訳程度のマシンが置いてあります。
屋上にコインランドリー(セルフランドリー)があり、洗濯機2台と乾燥機2台が設置されています。利用は無料ではなく、洗濯機が40元、乾燥機は7分10元でした。
洗剤や柔軟剤も自販機で売っています。
(参考)台南 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・サービスアパート
料金・立地を含めて大きな不満はないのですが、特別良かったとも思いませんでした。点数でいうと70~75点くらいでしょうか。
立地的に台南駅から徒歩圏内なのは良かったですが、観光スポットや有名レストランなどが多い、もう少し南側の民族路や民権路、新光三越などがある中山路近くのホテルの方が便利だったかなと思いました。