台北ではロイヤルイン台北林森(老爺会館 台北林森館)に2泊しました。
スタンダードルームという部屋を予約、料金は1泊税・サ・朝食込みで9,038円(2,459元)。
ロイヤルインは、ホテルロイヤル ニッコー 台北などを経営する老爺酒店グループのビジネスホテルブランドです。
ロケーションは中山区・林森北路、MRT中山駅と善導寺駅がどちらも徒歩10分程度と少し遠いです。ただ11月下旬と涼しい時期でしたし、東南アジアの都市と違って、歩道も比較的整備されていて歩きやすく、あまり遠さは気になりませんでした。
帰国便が朝早いので、台北駅東一門(M1/M2出口)にある國光客運のバスターミナルまで徒歩圏内(12~3分でした)というのも、このホテルを選んだ理由の一つです。
林森北路という夜の繁華街ですから、夜遊び目当ての方には最高の立地かもしれません。周辺にはたくさんの飲食店・KTV・マッサージ店などがあります。
ホテルの入っている建物の1階には「星聚典」という若い女性マッサージ師の待機する怪しげな風俗系?マッサージ店がありました。
ロビー・レセプションは4階です。
部屋は509号室。建物自体は新しくないですが、部屋は比較的最近改装されたのか、古さは全く感じません。
部屋の奥から眺めたところ。20平米と広くはありませんが、日本のビジネスホテルに比べると余裕があります。
オットマン付きの一人掛けソファ。
テレビにはNHKワールドプレミアムと緯来日本台の2つのチャンネルで日本語番組を視聴可能です。
ポットに無料の水・インスタントコーヒー・ティーバッグ。冷蔵庫の中は空です。
クローゼットにはセーフティボックス、ラゲッジラック、スリッパ、靴磨き用のクロス、衣類用の消臭スプレー。
洗面台がバスルーム内ではなく、ベッドルーム側にあります。アメニティーグッズは歯ブラシ・歯磨き粉、くし、髭剃りセット、シャワーキャップ、綿棒。
洗面台の下にヘアドライヤーと予備のトイレットペーパー。
シャワーブースには更衣スペースがないので、二人で泊まる場合は相手を選びますね。シャワーのお湯の温度・量(水圧)は文句なしでした。
バスフォームとシャンプーのディスペンサー。台湾の中級ホテルのシャワージェルやシャンプーは小さなボトル入りではなく、たいていこうしたディスペンサーですね。
タオル類はバスタオルとフェイスタオルの2サイズ。
トイレは独立して個室状になっています。日本式のウォシュレットも完備。
朝食はビュッフェスタイルです。平日7:00~9:30、休日7:00~10:00となっており、ビジネス客には開始時間が少し遅いかもしれません。
料理の数はそれほど多くありませんが、質・味は悪くなかったです。日本食としては納豆と味噌汁がありました。
館内にプールやフィットネスジムといった設備はありませんが、ロビーの奥にセルフランドリー(自助洗衣房)があり、24時間・無料で利用出来ます。
スペース的にはかなり狭くごちゃごちゃした感じでしたが、洗濯機・乾燥機が各2台設置されており、洗剤も置いてあります。
場所柄、日本人客が圧倒的に多いのかと思っていましたが、韓国人客も目立ちました。
スタッフの感じも良かったですし、何の不都合もなく快適に過ごすことが出来ました。これと言って特筆する点はありませんが、全てにおいて及第点、無難・安心なホテルです。