アアヴァ マラッカ ホテル マラッカのショップハウスホテル 旅行記・口コミ・評判

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マラッカではアーヴァ ホテル(Aava Malacca Hotel)に宿泊しました。

アドバンテージルームという部屋を予約、料金は1泊税・サ・朝食込で4,484円(RM168)+チェックインの際に、マレーシアの観光税RM10/泊とマラッカの遺産税RM2/泊が徴収されました。

せっかく世界遺産の街・マラッカに泊まるのですから、歴史を感じることが出来る古いショップハウスを改装したホテルを予約しようと探していました。

マラッカでショップハウスホテルというとヒーレンストリートにあるホテルプリが有名で、私もそこを予約しようかなと思っていましたが・・・

ホテル予約サイトを見ていると、ホテルプリより口コミの評価が高く、見た目も良さげに思えたのが今回泊まったアアヴァホテルです。

ロケーションはマラッカのチャイナタウン(旧市街)、観光の中心となるジョンカーストリートの少し北側、マラッカ川に近いジャラン カンポン フールー。

2008年にマラッカが世界文化遺産に登録された際、ホテルのある場所はコアゾーンからぎりぎり外れたその周辺のバッファーゾーンでしたが、2011年に対象区域が若干修正され、コアゾーンとなりました。尚、コアゾーンは現在プロパティという呼び名に変更されています。

観光客より地元民が多い、少しうらぶれた印象の通りで、賑やかさはないのですが、車は結構通ります。ジョンカーストリートまで徒歩5分程度ですし、中国寺院をはじめ中華街メインに観光しようと思っている私にとっては便利な立地でした。

到着したのは夜でしたので、建物がライトアップされて幻想的な雰囲気です。

いかにもプラナカン風のショップハウスという外観。築100年超の古い建物を改修して昨年1月にオープン、まだ1年半くらいなので、新しくてきれいです。

部屋は2階の202号室、エレベーターはありません。

ニョニャウェア(プラナカン食器)のようなパステルカラーで可愛い内装です。女性が喜びそう?

アドバンテージルームは22~25平米とあまり広くないですが、特に不都合はありません。天井は高いです。まだまだ新しく、清潔なので気持ち良いですね。

ベッドの寝心地はごく普通。

一番安いクラシックルームは窓無しのようなので、その上のアドバンテージルームを予約したのですが・・・

廊下と中庭(吹き抜け)に面している内窓なので、開ける訳にはいかず、実質窓無しと同じです。

隣の建物と密接している構造上、フロアマップを見ても、通りやマラッカ川に面した部屋以外、大半の部屋は内窓さえもなさそうです。

こちらはグランドフロア(1階)のフロアマップ。

中庭(吹き抜け)部分はランタンのようなライトが吊るされていて趣があります。

ライティングデスクの広さも問題なし。デスク前を含め、電源コンセントは全てマレーシアのBFタイプですので、変換アダプターが必要です。

Wifiは遅くて、多少ストレスがありました。

ケトルに無料の水、インスタントコーヒー、それにエスプレッソマシンもあります(カプセル2個あり)。冷蔵庫の中は空です。

テレビチャンネルにはNHKワールド(英語放送)もNHKワールドプレミアム(日本語放送)もなし。

クローゼットにはセーフティボックス、バスローブ、予備のトイレットペーパー。スリッパはなかったです。

ヘアドライヤー、ランドリーバッグ、ソーイングキット。

バスルームはベッドルームとの間がガラス張りでシースルーになっています(ブランドカーテンはあります)。

トイレにはホース式(ハンド式)にウォシュレット付き。

バスタブはなくシャワーブースのみ。お湯の温度・量(水圧)は特に問題ありませんが、温度が若干不安定でした。

アメニティグッズは歯ブラシ・歯磨き粉、石鹸、フェイスソープ、コンディショニングシャンプー、シャワージェル、ローション、シャワーキャップなど。

タオル類はバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルの3サイズ置いてありました。

朝食はロビー奥の中庭(吹き抜け)にて。

ハム・ソーセージ・卵料理・点心などいくつかあるメニューから欲しいものを選んで作ってもらうのですが・・・点心(焼売)を注文したら、目の前で冷凍食品の袋を開けて取り出し、レンジに放り込みます。正直、萎えます。

他にパン・シリアル・ドリンクなどをセルフで頂くのですが、ドリンクもコーヒー・紅茶・水程度でフルーツジュースはなし。

更にインド系のスタッフは愛想が悪く、あまり気分が良くなかったです。

私は外で点心を食べる予定で、ホテルの朝食ははっきり言えばブログ用にどんなものか知る・画像撮影だけが目的でしたけど。食べなくても全く惜しくないレベルです。

館内設備としては、意外にも2階のマラッカ川沿いに小さなプールがありました。

廊下など館内にはプラナカン家具、プラナカン女性の衣装であるバティックのサロン、ビーズ刺繍のサンダルなどが飾ってあります。

チェックアウト後、マラッカセントラルバスターミナルまでGrabで呼んでくれました(個人車が来ました)。通常のタクシーなら定額でRM20ですが、GrabでRM8。

部屋に窓がない、朝食がお粗末といったマイナス点はありますが、歴史を感じさせてくれる素敵な建物、新しく清潔な部屋、料金もお手頃とトータルではかなり満足でした。

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