KLではシチズンM クアラルンプール ブキビンタン(CitizenM Kuala Lumpur Bukit Bintang)に宿泊しました。
部屋は1カテゴリーでダブルとツインの違いのみ。私はダブルルームを予約、料金は1泊税・サ・朝食込4,351円(RM168)+チェックイン時にマレーシアの観光税RM10/泊を支払いました。
シチズンMホテルは台北で見たことがありますが、オランダのホテルチェーンなんですね。欧米が中心で現時点でアジアにはKL、台北、上海のみ。
ロケーションはブキビンタン、プドゥ通りに面しています。夜の屋台街として有名なジャランアローを通り抜けた先あたりです。ジャランアローのそばにあるMRTブキビンタン駅A出口から徒歩6~7分。
以前はスカイエクスプレスホテルだった建物を改装して、2019年6月にリニューアルオープンしたばかりです。
ホテルの隣というか同じ建物にセブンイレブンあり。
いわゆる対面式のカウンターはなく、こうしたアイランド型のカウンターにてセルフチェックイン出来るようになっています。
事前のウェブチェックインも可能で、私もこれを利用してみました。
メールでQRコードが送られてきたのですが、結局これを提示することもなく、スタッフが通常のホテルと同じようにチェックイン手続きをしてくれました。
ロビー奥の共有スペース。
朝食会場にもなるキャンティーン。
部屋は629号室。
リニューアルオープンしてまだ半年ちょっとですのでとてもきれいです。フローリングなのも良いですね。
私は一人旅の場合、「広いけど古い」より「新しいけど狭い」の方が好きなので、好印象です。
広さは14平米と狭いのですが、ベッドを窓際に寄せてあるので、手前にスーツケースを広げるスペースはあります。
ベッドはキングサイズで広々。
窓にはロールスクリーン(透光性)とブラインド(遮光性)と二重に電動のカーテンがあります。
テレビには日本語チャンネルとして、NHKワールドプレミアムがありました。
上記のカーテン、テレビをはじめ、ライティング、エアコンの操作はベッド脇に置いてあるタブレット(iPad)で行うことが出来ます。
ベッド下に収納スペースとセーフティボックス。
セーフティボックスにはテンキーが見当たらず、どうやって使うのかと思いましたが、真ん中の黒い部分に掌を当てるとテンキーが表示されます。
ライティングデスクは広くはないですが、極端に狭いわけでもなく、部屋の広さからすると上出来だと思います。
デスク前にはBF型とユニバーサルタイプx2の電源コンセント、それにUSBポートもあり重宝します。
Wifiのアクセススピードも特に問題なし。
これは何でしょう?私はラゲッジラックとして使いましたけど。
ベッド前から入口方向を見たところ。向かって右手に洗面台、左手にバスルームとクローゼットがあります。
洗面台がバスルームの外にあるのは、KLのホテルで結構多いような気がします。
洗面台の下にアメニティグッズ、ヘアドライヤー、タオル類、冷蔵庫があります。
タオルはここにフェイスタオルとハンドタオル、バスルームにバスタオルと全部で3サイズありました。
冷蔵庫の中には無料の水が2本のみ。
アメニティグッズはハンドソープ、シャワーキャップ、コットンパット、歯ブラシ・歯磨き粉、綿棒。
クローゼットはハンガーのみ、バスローブやスリッパはありません。
続いてバスルーム。
LEDの妖しい青い光が若干ラブホテル風です。
トイレにはホース式(ハンド式)のウォシュレットが付いています。
シャワーはレインシャワーとハンドシャワーがあり、お湯の温度・量(水圧)は文句なしでした。
外側(ベッドルーム側)にカーテンがありますが透明のガラス張りではなく、すりガラスです。
シャワージェルとシャンプー兼用のボトルが2種類。午前用(AM)と午後用(PM)で使い分けるという設定になっています。
朝食はロビー横にあるキャンティーンにてビュッフェスタイルとなります。
ベーシックな内容で料理のバラエティはそれほど多くないですが、食材の質はこのクラスのホテルとしてはかなり良く、おいしかったです。
上のボトル入りのジュースなどは朝食ビュッフェの対象ではありません。
個人的にはサラダ(生野菜)があるのはうれしい。
予約前に読んだ口コミ・レビューの評価もかなり良かったのですが、実際に自分で泊まってみた感想としても、高い評価に偽りなし。
部屋は狭いですが、新しくてきれいです。立地も思ったほどブキビンタン駅から遠くなかったですし、料金もお手頃で満足度は高かった。この価格帯であればかなりおすすめです。
但し、若者向けのインテリアやタブレットでの操作など年配の方には向かないかもしれません。