ヤンゴン初日はホテル バルミ(Hotel Balmi)に宿泊しました。
デラックスルームという部屋を予約、料金は1泊税・サ・朝食込みで4,007円(約37USドル)。一番安いスーペリアは窓無しのようなので、デラックスを予約しました。
立地はチャイナタウンの外れ、シュエタウンタン通り(14thと15thストリートの間)のヤンゴン川・ストランドロードに近いブロック。
中華街散策が目当てでしたので、その意味ではロケーションは悪くなかったですが、スーレーパゴダまでは徒歩20分程度掛かります。
宿泊時点ではオープンしてまだ半年ちょっとの新しいホテルです。
レセプションは2階にあります。こちらはレセプション脇のロビースペース。
到着したのが朝10時過ぎ、荷物だけ預けて観光に出掛けるつもりでしたが、アーリーチェックインOKでした。疲れていたので助かります。
部屋まで案内してくれたボーイが、エンペラーがどうのこうの言っているので、天皇陛下が即位されたことを知っているのかと思いきや・・・
何か話がかみ合わないと思ったら、エンペラーという有名な援交ディスコ・夜遊びスポットのことでした。ホテルから比較的近く、日本人は皆行くと。
いきなりこんな話をされて何だかなあという気がしましたが、その後玄関などであった際はいつも笑顔を見せてくれ、人が良さそうなボーイでした。
部屋は604号室。
少し狭い感じはしますが、まだ新しいので清潔な部屋です。
ベッド脇のコントロールパネルでライトの操作が出来ます。
窓からの景色は、隣の古い建物が見えるのみ。
遠くにガントリークレーンが見えます。ヤンゴン川のコンテナ港でしょうか。
窓から顔を出して左手を見ると、ヤンゴン川がそばに見えます。
正直、この丸テーブルはいらないなあ。イスはデスクと兼用です。
テレビに日本語チャンネルはなかったですが、NHKワールド(英語放送)はありました。
この辺りがライティングデスク・鏡台と物置き兼用のスペースです。デスクとしては奥行きが少し足りないように感じました。
ポット(ケトル)にインスタントコーヒー。
無料の水が2本とミニバーのカップラーメン、お菓子など。
電源コンセントはユニバーサルタイプ、USBポートもあり便利でした。
Wifiはパスワード1つに対し端末1台ですので、PCとスマホなど2台使う場合はパスワードを2つ貰う必要があります。
Wifiは頻繁に切断され、何度も接続し直す必要がありました。
このホテルのインターネット環境が悪いというより、ヤンゴンでは一部の高級ホテルを除き、たいていこんな感じのようです。
冷蔵庫にはミニバーのビールやソフトドリンクが入っていました。
クローゼットにはセーフティボックスあり。バスローブやスリッパはありません。
洗面台はバスルームの手前、ベッドルーム側にあります。洗面台脇に固定式のヘアドライヤー。
アメニティグッズは歯ブラシ・歯磨き粉、ソープ、くし、シャワーキャップ、綿棒。
バスルームはトイレとシャワーに仕切り・段差がありませんので、シャワーを浴びるとトイレ周辺も濡れてしまいます。
シャワーを浴びるとトイレがびしょ濡れになる構造は、他の国ですとかなりの安ホテルというイメージですが、ヤンゴンでは中級クラスでも普通にあるようです。
そのせいか、バスルーム用のサンダルが置いてありました。
トイレにはホース式(ハンド式)のウォシュレットが付いています。
シャワーはレインシャワーとハンドシャワーがあります。お湯の温度・水圧(量)は特に問題なし。
シャワージェルとシャンプーのディスペンサー。
タオル類はバスタオルとフェイスタオルの2サイズ置いてありました。
朝食は最上階8階のレストランにてビュッフェスタイル。
料理のバラエティは多くありませんが、味はまあまあ悪くはないです。ホテルのグレードからすればこんなものではないでしょうか。
お好みの卵料理を作ってくれると言うのでお願いしたら、こんなペラペラのオムレツが出て来ました。
朝食は屋外テラスで食べることも可能です。朝から暑いですけど、景色は良さそうです。
南側はヤンゴン川、北側のはるか遠くにはシュエダゴンパゴダも見えました。
かなり拡大していますので、実際は小さく見えるだけです。
プールやフィットネスジムといった館内設備はありません。
私はヤンゴンが初めてでしたので、他ホテルとの比較が出来ないのですが、ホテル予約サイトのレビュー評価はかなり高いです。
ヤンゴンの都心部で中級ホテルですと、大半が古い建物になるのですが、ここは新築なので貴重な存在でしょう。
私自身は特別良かったという印象はないですが、料金を考えれば特に不満はない・悪くなかったという程度です。
ヤンゴンではこのレベルで高評価になるのかもしれません。