この日は台南から高雄へ戻りますが、その前に麻豆代天府か屏東県潮州のどちらかに行こうと思っていました。
麻豆代天府は台南市内なのですが、郊外にあって交通の便も余り良くなく、片道2時間近く掛かりそうなんですよね。
潮州は屏東県で高雄より先ですが、台鉄の特急・プユマ号で行けばわずか1時間足らず。
考えた末、潮州へ行くことにしました。
台南で三山國王廟に行ったのですが、潮州にも三山国王廟があって、今回は三山國王繋がりということで。
台南11:08発の普悠瑪111号を利用、潮州まで約1時間、運賃は188元(約700円)。各駅停車の区間車なら2時間弱で121元(約450円)。
利用者の立場としては有難いですが、台鉄の運賃って安過ぎません?だから慢性的な赤字なのです。
プユマ号に乗るのは3回目だったかな。
約6分遅れで台南駅に入線して来ました。
台鉄って、こういう数分の遅延が結構多い印象があります。
私の座席は4号車14番、窓側の席です。
プラスティック製のシートポケット。
窓側に2つカップホルダーが付いています。
シートピッチも広いし、リクライニングもかなり深く倒れて快適です。
この列車は潮州が終点(ダイヤ改正により現在は枋寮行きになっています)。台南からの停車駅は高雄、屏東、潮州。
屏東の手前、九曲堂駅と六塊厝駅の間に橋脚などが流され、途切れてしまった古い鉄橋が目に入ります。残された部分は歩道が整備されていて、人が歩いています。
日本統治時代の1914年に開通した下淡水渓鉄橋(高屏舊鐵橋)と言い、有名な観光名所になっているんですね。今度行ってみよう。
約1時間で潮州駅に到着。
結構空いていたのに、私の隣は埋っていてしかも終点の潮州まで一緒でした。
検札は来なかったです。
背負って歩けないほど重くはないですが、バックパックは潮州駅のコインロッカーに預けることにしました。
大・中・小と3サイズありますが、一番小さいサイズで問題なく入りました。
中国語と英語でコインロッカーの使用方法の説明があります。
料金は3時間毎に大50元、中40元、小20元。
預ける際は最初の3時間分だけ払い、引き取り時に超過分(あれば)を払うシステム。
それでは潮州の街歩きのスタートです。