この日は昼過ぎに高雄から台南へ移動するのですが、午前中に1ヶ所だけ観光することにします。
MRTオレンジラインに乗って衛武営駅へ。一帯の団地がカラフルにペイントされた衛武迷迷村(衛武営彩絵社区)なるものがあるのです。
最近世界的にストリートアート・ウォールアートが流行っているように感じますが、台湾も多いですね。アート・芸術に関心が高いのでしょうか。
衛武営駅の4番か5番出口を出て、三多一路の向こうに見える立派な建物が衛武營國家藝術文化中心。
建軍路を歩いて行くと最初に見えてくるのが、本棚・クローゼット風のウォールアート。
立地的な理由も大きいのでしょうが、衛武迷迷村で紹介されることが一番多い、代表的な作品と言えます。
アート作品の地図がありました。
作品はそこらじゅうにあるので、どうしてもこの作品というのがなければ、特に地図は必要ないと思います。
先ずは建軍路を見て行きましょう。
建軍路から尚勇路を覗いたところ。逆光で見にくいですが、この通りは両サイド全ての団地がアート作品になっています。
こうした小物アートも所々にあります。
ストリートアートではないですが、建軍路の一番奥にある高雄清真寺、イスラム教のモスクです。
細い路地にも入ってみます。
続いて澄清路33巷。
地下駐輪場へのアプローチにも。
ウォールアートと本物の洗濯物。
向こうに見えるのが澄清路。
一本南側の尚勇路へ続く路地。
この辺りは脱力系アート。個人的には好きです。
千元札。
この衛武迷迷村のメインストリートとも言える尚勇路です。
最初に歩いた建軍路方向を望む。
この辺りはお魚ゾーン?
次は衛武迷迷村の中央を南北に走る行禮街。
澄清路9巷は路面にペイントされています。
また行禮街に戻ります。
建軍路6巷。
最後にエリアの一番南側を走る行仁路。
何度も出会った4人組。かなり凝った画像・映像を撮っているみたいでした。
いや~、楽しめました。
衛武迷迷村は2016年から始まったようです。世界的にストリートアート・ウォールアートが流行りだしたのもこの頃ではないでしょうか。東・東南アジアではペナン・ジョージタウンが早くて2012年頃から始まっています。
ここはかなりの規模で台湾最大のストリートアート?しかも作品がぎゅっと集まっているので、見学するのに便利ですが、逆に見つける楽しみはないとも言えます。
私はエリア内のほとんどの通りを歩いてみましたが、短時間で済ませるなら建軍路、尚勇路、行禮街を周ればOKです。