マレー鉄道 KTM ETS クラス93 中国中車株洲電力機車製の車両

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イポーでは雨に祟られ、目的のお店1軒に行っただけでイポー駅へ向かいます。

まだ少し時間はあるので食事をしたいのですが、雨でタクシーがなかなか捕まらない可能性大なので、安全策を取って早くイポー駅へ行くことにしました。

駅になんか食べるところあったかな?

駅構内に食堂はなく、ちょっとした売店程度。ワッフルとかスナック菓子とか、食指が動きません。何とか妥協して、外のインド系売店で売っていたサモサと揚げドーナツみたいなものを買いました。

発車まで時間があるので駅構内をぶらついていたのですが、イポー駅にもコインロッカーはあるんですね。

KLセントラル駅で利用したコインロッカーと同じDrLockerという業者です。

利用時間は4~24時で、料金は中サイズが1日(1回)RM5、大サイズRM10、KLセントラル駅に比べると大幅に安いです。

KLセントラルのコインロッカーは顔認証&指紋登録という最新式でしたが、ここのはトークン(コイン)を購入して鍵を閉める古いタイプ。脇にトークン販売機が設置されています。トークンは1枚RM5、大サイズの場合は2枚必要となります。

構内のイスに座って待っていると、アナウンスがあり、周りの乗客が立ち上がって改札口に向かい始めました。改札が始まったようですね。

私が利用するのは、イポー19:34発のEG9037という列車です。

ETSはエレクトリック トレイン サービスの略ですが、停車駅の数(速達性)によりプラチナム、ゴールド、シルバーと3種類の列車タイプがあります。

東海道・山陽新幹線の「のぞみ、ひかり、こだま」の違いみたいなものですが、そこまで到着時間に差はありません。

プラチナム、ゴールド、シルバーは各々EP/EG/ESという列車番号が付きます。

今回乗るのはEG9037ですのでゴールド。

ETSの車両には、初期の現代ロテム製(クラス91)とその後導入された中国中車系の株洲電力機車製(クラス93)がありますが、今回は株洲電力機車製。

前回KLセントラル・イポーを往復した際は、行きシルバー、帰りゴールド共に現代ロテム製の車両でした。

また昨年には株洲電力機車製で1-2の座席配置のビジネスクラスという車両が一部の列車に導入されています。

ETSは6両編成でA~F号車まであります。

車両により若干座席配置が異なりますが、基本的に半分の座席が進行方向、半分の座席が反対方向を向いています。

まだ新しい感じがする車両です。

T9319という車両番号で検索しますと、2016年に導入された車両でした。

乗客は少なくどこも2席に1人という感じなのですが、私の隣には乗客がいるんですよ。その彼もほぼ中間点のタンジュンマリムで降りて行きましたので、そこから撮影タイムです。

現代ロテム製車両との違いの一つ、隣の席との間にアームレストがあります。

テーブルにシートポケット、足下にはフットレストが付いています。

窓側には服をかけるフックもあります。

座席の下に電源コンセントはあるのですが、マレーシアのBFタイプです。一応変換アダプターは持っていたので、スマホの充電をしようと思いましたが、かなり奥の方にあり床に座らないと届かない位だったので諦めました。

KLセントラル駅には定刻の22:14頃に到着。イポーから2時間40分の列車の旅でした。

以前より少し時間が掛かるようになった?前回乗った際は、一番遅いシルバーでも時刻表上はKLセントラル・イポー間が2時間半だったのです(15分くらい遅延しましたけど)。

関空から早朝にクアラルンプール空港に到着後、バスでテロックインタンとイポーを回り、ETSでKLに戻って来るという長い1日が終わりました。

イポーの地図とホテル

KLセントラル駅周辺の地図とホテル

クアラルンプール ウォシュレットがあるホテル・サービスアパート

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