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和歌山三社巡りの最後は、伊太祈曽駅で下車し、伊太祁曽神社へ向かいます。社名は「いたきそじんじゃ」ですが、駅名は「いだきそえき」でした。
駅から3分ほどで大鳥居が出てきました。
大鳥居を抜けてすぐ左手に末社・櫛磐間戸神社(くしいわまとじんじゃ)。櫛磐間戸神と豊磐間戸神という門の神様を祀り、門神社とも呼ばれます。
あんな先まで参道が伸びているのか・・・
と思ったら、意外とすぐ右手に二の鳥居が出て来ました。
鮮やかな赤い神橋(太鼓橋)を渡ります。
見えているのは拝殿、中央に通路がある「割拝殿」です。
伊太祁曽神社の主祭神は、林業・木の神様・五十猛命(いたけるのみこと)。素戔嗚尊の子神で同社では別名が大屋毘古神としています(別神との解釈もあります)。
左右脇殿には五十猛命の妹神である、大屋津比売命(おおやつひめのみこと)と都麻津比売命(つまつひめのみこと)。兄神の五十猛命と共に全国に木を植えていきました。
拝殿にはカービング(木彫り)の作品が展示されています。
八十神に命を狙われる大国主神が、木の国(紀伊国)に逃れてきて、五十猛命のすすめで木の俣をくぐって難を逃れたという、古事記神話を実体験出来る「木俣くぐり」。厄除け・災難除けのご神徳・ご利益があります。
境内社の氣生神社には五十猛命の荒魂(あらみたま)が祀られています。
蛭子神社には周辺の産土神(土地の守護神)22柱が合祀されています。
割拝殿を抜けて石段の下に降ります。
御神木の大杉。樹齢千年とも言われていましたが、昭和37年(1962年)落雷に寄り炎上したようです。割拝殿の木俣くぐりの木もこの杉の幹のようです。
こちらにも鳥居があるので行ってみましょう。
こんな切通しになっています。
「いのちの水」という井戸がありました。
井戸の先には御井社、彌都波能売神(水の神様)と御井神(井戸の神様)を祀っています。
そばには龍神様の木彫り。
もう一ヶ所、境内社があります。
ツバキではなく、山茶花ですかね。
祇園神社です。伊太祁曽神社の主祭神・五十猛命の父神である須佐男命、天照大神、埴安姫命が祀られています。
戻る途中、こんなところにも小さなお社が・・・と思ったら蜂の巣箱?
そろそろ伊太祈曽駅に帰ろうかと思ったら、何やら笛の音がするので本殿前に戻ると、祈年祭の神事が行われていました(この日は2月19日)。それぞれ祝詞、笛、拍子を担当する神職が3人に巫女さんが神楽を舞っており、厳かな気持ちで見学しました。
伊太祁曽神社は木の神様・五十猛命を祀っており、かつて森林が生い茂っている様から「木国・木の国→紀ノ国・紀伊国」と呼ばれた和歌山県を体現する神社と言えます。
参拝の所要時間は25分程度でした。
尚、岐阜県高山市丹生川町にも多くの伊太祁曽神社があります。元々は乗鞍岳を御神体とする信仰でしたが、いつの頃からか五十猛命を祀るようになったそうです。



























