華人系住民の多いサムットサーコーン県ターチャロームの町歩き

<本ページにはプロモーションが含まれています>

ターチーン川の河口近くにあるサムットサーコーン県のターチャローム(Tha Chaloem)は、アユタヤ時代から中国人がやって来ており、古くから華人系住民の多い地区です。

現在は対岸のマハーチャイと共に漁業や水産加工業が産業の中心となっており、その労働力としてミャンマー人、特にモン(Mon)族の移民が多いことでも有名です。

中華系住民が多いことから中国寺院(道教寺院)も多く、私はそれを目当てにぐるっと一回りしてみました。ここでは道教寺院以外について紹介したいと思います。

先ずはマハーチャイからの渡し船が到着する桟橋のそばにあったデーン パッタイで昼食にします。

結構甘めのパッタイでした。

ターチャロームの町を時計回りに歩いて行きます。

ローンリアン サコーン ウィタヤー(サコーンウィタヤー学校)は、中華系の学校として創立されましたが、1951年にタイ語で教育を行う学校に転換し、この建物はその際に建設されたもの。2010年に閉校となりました。

所々にこうしたウォールアート、シャッターアートがあって楽しませてくれます。

またマンホールの蓋も色んなデザインがあって楽しいです。漁業や水産加工業の町だけあって、海産物をモチーフにしたものが多いです。

ターチャロームの中心にあるクロックタワー(時計塔)。

ターチャロームでは現在も現役のサームロー(三輪車)の人力タクシー。

タイの地方で時々見る、カエル顔したダイハツミゼットのトゥクトゥク。

トゥチンダー家というターチャロームでも名門一族の旧宅。

派手なピンクと緑色の建物が出てきました。

ターチャローム一の豪邸と言われるバーンシラースワン(シラースワン家邸宅)、チーク材造りで仏暦2465年(西暦1922年)に建てられました。ネットで検索していたら、シラースワン家の遺産目当てで養子縁組偽装があり、裁判沙汰になっているようです。

こちらの古民家はサームローの写真が飾ってあります。

ずっと歩いて来た通りがターチーン川沿いに出ました。路面にも何か描かれています。

ターチャロームはターチーン川が大きく蛇行したところに半島のように突き出した地形ですが、その付け根部分の近くにワットスッティワートワラーラーム。

巨大な観音菩薩像が建っている公園。

このあたりでターチャローム地区も終わりなので、エリアの中央を貫く通り経由で桟橋の方へ戻っていくのですが、お腹がゴロゴロしてきました。やばいなあ・・・

グーグルマップを見ると、ちょっと先にカフェアマゾンがあるので寄ろう・・・が、閉まっていました。

町の中心にあるクロックタワー(時計塔)。ロータリーになっており、ここから四方に向かって道路が伸びています。

クロックタワーからバーンレーム駅方向へ歩いて行く途中、中国人墓地(華人墓地)がありました。亀甲墓ってやつですね。

おじいさんとおばあさんの像を祀った小さな社があります。「ヤーイ マン ター ミー」と書かれていますが、一般的には「ター ミー ヤーイ マー」として知られるタイの昔話・説話に出てくるおじいさんとおばあさんで、華人系の神様ではありません。タイ語でターは母方の祖父、ヤーイは母方の祖母の意味です。

また墓地の敷地内には大峯祖師廟もあると後で知りました。大峯祖師(大峰祖師)は北宋時代の僧侶、タイで交通事故の際などに出動する慈善団体の報徳善堂や義徳善堂などに代表される善堂はこの大峯祖師の信仰によるものです。主に潮州系華人に信仰されています。

バーンレーム駅の隣、ワットレームスワンナーラームの巨大な仏像。ソムデット オン プラ パトム プラ プッタ シキー チャクラパットムニー サムプッタ チャヤンティー シー サーコーンというめちゃくちゃ長いお名前。

この仏像前広場に比較的きれいなトイレがありまして、用を足してほっとしました(トイレットペーパーはなかったですが、私は常備していますので)。

タイ国鉄メークローン線の起点となるバーンレーム駅に到着。1日4往復しか運行していないのですが、最終列車がちょうど出て行ったところでした。終点のメークローン駅そばの線路沿いぎりぎりに露店が並ぶマーケットは、傘畳み市場(列車が来た時だけパラソルを畳んで露店が撤収する)として有名ですね。

ドイツ・ミュンヘンのクラウス社製蒸気機関車が展示されていました。1908年製と100年以上前の車輛です。

ここにもウォールアートが。

駅舎のチケット販売窓口も既に営業終了。

ドリンク屋台で水を購入したら、店主のおばあさんが「もう最終列車は行ってしまったよ」と教えてくれます。まあこちらは乗る予定はなかったですけどね。それに最終列車でメークローンに向かったら、メークローンからの折り返し列車はなく、戻って来れません。

おばあさんは私のことを中国人だと思っていたようです。以前は中国人観光客が結構来たのだが(おそらくここからメークローン駅へ)、最近は少なくなったと。

しばらくおしゃべりしていると、「プラーティーンは見たか?」と聞かれます。このあたりの名物?でもプラーティーンって、どんな魚か分からないなあ・・・と思っていたら、バイクに乗ってやって来た若い兄ちゃんにおばあさんが何か言うと、彼がグーグルの画像検索で見せてくれました。ハゼの仲間みたいですね。

この兄ちゃんも中国移民の子孫で5世だと言っていました。潮州系とか海南系とか理解していないようでしたが、祖先は汕頭から来たそうで、おそらく潮州系ですね。

バーンレーム駅から徒歩5分ほどでターチャローム桟橋があり、渡し船でマハーチャイへ戻ります。

ターチャロームは一般的に観光目的で来るような所ではありませんが、それでも所々で興味を引く古い建物、ウォールアート、様々なデザインのマンホールの蓋があったり、地元の人とおしゃべりする機会もあって、楽しい散策でした。

タイ国鉄・マハ―チャイ駅周辺の地図とホテル

サムットサーコーンの地図とホテル

カテゴリー: タイ, 街歩き タイ タグ: , , パーマリンク