ワット・ホーパケオ かつてエメラルド仏が安置されていた仏教寺院 ラオス・ビエンチャン

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ワットシーサケットの次は、すぐ近くにあるワットホーパケオに向かいます。

ワットホーパケオ(Wat Ho Phra Kaew/Wat Haw Phra Kaew)は、1565年セーターティラート王により創建された古刹です。

ワット=寺、ホー=建物・建造物、パケオ=プラケオ・モラコット=エメラルド仏(エメラルドブッダ)を意味し、現在はタイ・バンコクのワットプラケオ(王宮)にあるエメラルド仏が、16~18世紀の200年以上にわたり安置されていた歴史がある寺院です。

ラーオ語やイーサーン語(タイ東北部方言)では二重子音の「ロー・ルア(R)」や「ロー・リン(L)」は省略されるので、プラケオ(Phra Kaew)もパケオ(Pha Kaew)という発音になります。プラー(魚)がパー、ルアンプラバーンがルアンパバーンとなるのも同様です。

15世紀に発見されたエメラルド仏は、チェンラーイ→ランパーン→チェンマイ→ルアンパバーン→ビエンチャン→トンブリー(バンコク)→バンコクと変遷します。王朝で言うと、ラーンナー王国→ラーンサーン王国→チャクリー王朝です。

ワット・ホーパケオを創建したセーターティラート王は、ラーンサーン王国の国王となる前にラーンナー王国の国王にも就任しており(母がラーンナー王国国王の娘で、ラーンサーン王国の国王と政略結婚)、両国の国王を兼ねていた時期もありました。セーターティラート王がエメラルド仏をラーンナー王国(現在のタイ北部)からラーンサーン王国(現在のラオス)に持ち帰りました。

入場料は外国人の大人30Kキープ(約204円)。こちらもピピッタパン(ミュージアム・博物館)との表示があり、もう現役の寺院ではないのかもしれません。

建物としては本堂しかありません。尚、タイ語で本堂はウボーソットですが、ラオスやイーサーン(タイ東北部)ではシム(Sim)と言います。

タイ北部の仏教寺院でよく見られるナーク(ナーガ)とマカラの組み合わせ。

本堂の内部は撮影禁止です。博物館というだけあって、エメラルド仏のレプリカをはじめ多くの仏像が展示されています。ちなみに本物のエメラルド仏は緑色をしていますが、エメラルド製ではなく翡翠製です。

屋根の上にはドーク・ソー・ファーというメル山(=須弥山)を模した装飾があります。ルアンパバーンでもよく見ました。

境内はきれいに整備された庭園のようです。

この黄色い花はゴールデンシャワー(ナンバンサイカチ)。お隣のタイの国花で、タイ語ではラーチャプルックとかドーク・ク―ンと呼ばれます。

黄色い花のじゅうたん。蝶々も飛び回っていて、ここは極楽浄土かと感じました。

見学所要時間は20分程度でした。

かつてエメラルド仏が安置されていた寺院は多くが、プラケオ(パケオ)の名前が付いています。日本では天照大御神が宮中から現在の伊勢神宮(内宮)に鎮まるまでの間に、一時的に祀ったとされる地域や神社を「元伊勢」と言いますが、それに似た感じですね。

ワット・ホーパケオ周辺の地図とホテル

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