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ホテルをチェックアウトして荷物を預け、台北郊外の新北市板橋区にある林本源園邸へ向かいます。
林本源園邸とは台湾五大豪族の1つである板橋林家の邸宅及び庭園。清朝時代1853~1893年の建築で、現在は台湾の国定古蹟に登録され、台湾の三大庭園や四大庭園の一つとされています。
MRT板南線で板橋駅があって、次が府中駅という東京のような駅名が続きます。MRT府中駅で下車し、徒歩8分程度。
広大な敷地ですが、入口は北側の西門街沿い、文昌街から曲がってすぐにあります。本来入場料は大人80元ですが、現在は一部が修復工事中の為、40元の割引価格となっています。
林本源園邸は三落大厝(邸宅)と林家花園(庭園)で構成されていますが、現在は邸宅を板橋林家のファミリー企業、庭園は新北市政府文化局がそれぞれ別に管理しており、これから見学するのは庭園(林家花園)部分です。
このガイドマップによると、庭園部の約半分がメンテナンスエリア(青緑っぽい部分)になっています。
入って右手にはいかにも中国らしいデザインの月亮門。
漏窓(花窓)とも言われる透かし窓は芸術作品のようです。福を呼ぶと縁起の良い蝶と蝙蝠のデザイン。
園内最大の建物である定静堂は中国の伝統的な四合院建築。
この空間美が素晴らしい。
台湾のおばさんたちがずっと休憩・おしゃべりしていたので、帰りに再度寄って画像撮影しました。
閉鎖エリアの向こうに見えるのが、邸宅の三落大厝。
楼閣建築の観稼楼。
天井の装飾は下向きの蝙蝠。中国の店舗・家屋の門・ドアなどに「福」の字を逆さまにした飾りをよく見ると思います。「倒福」と言って、福が降りてくるという縁起が良いもの。コウモリを意味する「蝠」は「福」と発音が同じで、それが下向きなので「倒福」と同じく縁起が良いものとされます。
八卦に関係するのか、中国建築には八角形のものも多いですね。ちなみに相撲の行事の掛け声も「八卦良~い」です。漏窓は桃とザクロがモチーフでしょうか?
暑い時期にはスイレンが似合います。
観稼楼を望む。
香玉簃は花を観賞する為に使われました。
楼閣建築の来青閣は、園内で最高且つ華麗な建物。美しい装飾が施されています。
ここにも福をもたらす蝙蝠が描かれています。
敷地の一番奥に書斎である方鑑斎があります。
前には方形の池があり、水面が鏡のようであるため、「方鑑」と名付けられ、方鑑斎の由来となったようです。方鑑斎では文人らが詩を詠んだりしたそうですが、いかにもそれっぽい雰囲気ですね。
亭(東屋)から方鑑斎を望む。
それでは戻りますか。
入口そば定静堂の東側にある月波水榭。池の上に水榭(東屋)を浮かべ、月見をする所です。
カルガモでしょうかね。
敷地の半分近くが閉鎖中だったこともあり、日本の大名庭園ほどの広さはありませんが(それでも個人宅の庭園とすれば広大です)、各建築物に施された伝統的な彫刻・飾り窓などはとても美しく、とても見応えがありました。
































