9:15になったので長浜駅観光案内所へ行き、(ICOCAでGO) 鉄道版ビワイチパスに付いてきた「長浜おでかけパスポート」を引き換えに行きます。
長浜おでかけパスポートは有効期間2日間で、長浜市内13施設に入場することが出来るのですが、2時間しかないので何ヶ所回れるかなあ。私の場合は(ICOCAでGO) 鉄道版ビワイチパスに含まれていましたが、本来の料金は1,500円。
先ずは長浜城歴史博物館へ向かいます。
長浜城は天正元年(1573年)羽柴秀吉(豊臣秀吉)によって築かれましたが、江戸時代前期には廃城となりました。その後昭和58年(1983年)に独立式望楼型3重5階、鉄筋コンクリート造の模擬天守が建設され、長浜城歴史博物館となっています。
一帯は豊公園として整備されています。
秀吉が馬印に使っていたとされる千成ひょうたんの形をしたオブジェ。ちょうどひょうたん形の窓?に長浜城の天守がすっぽり入り、フォトスポットになっています。
当時の長浜城の天守構造は不明なので、伏見城や犬山城をモデルに模擬天守が建設されました。
長浜城歴史博物館の入場料は大人500円。展示品は撮影禁止なので画像はありません。
2階と3階が展示室になっており、この時は「曳山祭関連資料展ー新発見!長浜曳山祭礼図ー」、「豊臣兄弟と長浜」という内容でした。展示品はそれほど多くありません。
5階が戦国パノラマ展望台になっていて、長浜市内や琵琶湖の絶景が一望できます。展示よりこちらの方がメイン?
結局、博物館の見学自体は20分ほどの所要時間で終了。周辺にある長浜城の遺構を巡ってみます。
長浜城天守閣跡。
豊臣秀吉公像。
太閤井戸跡。昭和14年(1939年)琵琶湖が渇水した際に発見されました。但し、この井戸が長浜城時代のものだったかは不明だそうです。
石垣出土地。
長浜城の建物・石垣などは多くが彦根城やその他寺院などに移築・リサイクルされ、ここにはほとんど遺構が残っていません。天守も当時を復元したものでもなく模擬天守であり、観光客にとって是非とも訪れるべき場所というほどではないかなあと思いました。ただ展望台からの眺望は良かったです。