旅行最終日になりました。
午前中は長浜を観光することにします。長浜駅に到着したのが8:18で、帰りは11:28発の列車に乗るので、実質3時間ほどです。
長浜といえば、長浜城を築いた羽柴秀吉(豊臣秀吉)ゆかりの城下町。長浜駅前には「秀吉公と石田三成公 出逢いの像」なるものがありました。
先ずは豊臣秀吉が祀られている豊国神社へ向かいます。この日は春の例大祭・講社大祭が開催されるようで、その準備に人が集まっていました。
拝殿にて参拝。
豊国神社の御祭神は、
・豊臣秀吉公
・加藤清正公
・八重事代主命えびす宮
・木村長門守重成公
加藤清正は秀吉の腹心の部下、八重事代主命えびす宮は江戸時代に豊臣秀吉を祀ることがご法度だった時代に前立ち神(いわばダミー)でした。また木村長門守重成は豊臣秀頼(秀吉の三男)を最後まで守護したお方らしい。
顔はめパネル。
秀吉公の座像。
本社の隣に出世稲荷神社が鎮座しています。
稲荷社なので神使の狐がいるのは当然なのですが、なんだか芸術作品みたいなきつねですね。後で長浜の街歩きをしている際にも同じデザインのきつねを何度か見かけまして、ネットで調べましたら、長浜御坊(大通寺)に住んでいたという「お花きつね」でした。
拝殿の天井画は2年半ほど前に修復されたばかり、とても鮮やかできれいです。元々、人間国宝・徳力富吉郎画伯による作でしたが、既にお亡くなりになっており、その弟子の方に補修を依頼したようです。
境内には天満宮も鎮座しています。
大きな亀の形をした石「福万年亀」、これで「福まねき」と読みます。出世・金運・縁談などの幸運招来のご神徳(ご利益)がある精霊石。
こちらは加藤清正公の銅像でした。
全国の豊国神社には「ほうこくじんじゃ」と「とよくにじんじゃ」という2通りの読み方があって、京都・東山にある豊国神社の総本社は「とよくに」、大阪城にあるのは「ほうこく」ですが、ここ長浜は「ほうこく」でした。
豊国神社へは長浜駅東口から徒歩3~4分です。