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次は小豆島オリーブバス・坂手線の馬木バス停で下車、やって来たのが醤油蔵が立ち並ぶ醤の郷「馬木散策路」です。
小豆島の醤油製造は、安土桃山時代の文禄年間に紀州湯浅で学んだのが最初と言われています。江戸時代には播州赤穂から馬木~苗羽地区に塩浜師(塩づくりの職人)が移り住み、その後製塩業から醤油製造へ移行していきました。赤穂も近くの龍野で醤油づくりが盛んです。
黒い焼杉板張りの建物が続き、シックな渋い町並みですね。杉板を焼いて炭化させることで防腐・防虫効果が高まり、潮風の塩害から家を守ってくれるため、瀬戸内海地方ではよく使用されます。大人だからシックとか渋いとか言えますが、子供の頃に自分の家が焼杉板張りだったら嫌かも・・・
正金醤油オーナー一族の正金藤井家住宅物置、登録有形文化財になっています。醤油関連の施設には「醤(ひしお)」と書かれたタペストリーが掲示されています。醤油だけに色はむらさき。
立派なお屋敷が見えてきました。
門もかなり立派ですね。江戸末期・弘化3年(1846年)創業の小豆島で一番歴史があるヤマサン醤油のオーナー・塩田家のお屋敷みたいです。大正から昭和前期の建物で、主屋及び離れ座敷、東離屋、長屋門及び塀、北土蔵、南土蔵が登録有形文化財となっています。
正金醤油西諸味蔵、明治期の建物で登録有形文化財。
その先に見えているのが正金醤油石井別邸、大正15年(1926年)築でこちらも登録有形文化財。
さきほどの用水路がある通りに戻って来まして、ヤマサン醤油の広い敷地と建物が続きます。大半の建物が登録有形文化財です。
道をはさんだところにあるヤマサン醤油製麹長屋門及び納屋も登録有形文化財。
納屋は直売所・お土産物屋兼お食事処。「ひしお丼」の幟も出ていますね。さっき小豆島オリーブ園でひしお丼を食べたのですが、どうせなら本場で食べたほうが良かったかな。
金色のウサギ「神兎」のある馬木散策路の休憩所。神兎はヤマサン醤油の前掛けをしているので、同社が奉納したのでしょう。
隣には大きな仕込み樽も展示されています。
金大醤油(キンダイ醤油)の醤油蔵と諸味蔵も登録有形文化財。
延々と続くのは、金大ではなく金両醤油の北諸味蔵。
金両醤油の醤油蔵(向かって右)と北諸味蔵も登録有形文化財。
時間があれば、「マルキン醤油記念館」という醤油の製造方法・歴史が分かる博物館も見学したかったのですが、場所が少し離れていたこともあり、今回は断念しました。
大正から昭和初期とそれほど時代が古くないせいか、国宝・重要文化財はありませんが、登録有形文化財の建造物がたくさんあり、落ち着いた趣のある町並みでした。観光客目当ての店も少なく、日常の生活がそのままあるというのも良いですね。そして地区一帯で煮物を調理している?と思えるほど、醤油の香ばしい匂いが漂っていたのが印象的です。





















