クアラルンプール~ジャカルタはKLMオランダ航空KL809便を利用しました。
東アジア・東南アジアばかり行っている私にとって、KLMオランダ航空なんて全く縁のない航空会社と思っていましたが・・・
このKL809便はアムステルダム~クアラルンプール~ジャカルタと運航しており、そのKL・ジャカルタ間のみ利用する形です。
KLMに限らず、こういう以遠権フライトは航空券が安いことが多くて狙い目です。私はホーチミン・バンコク線でルフトハンザ航空、カタール航空、ターキッシュエアラインを利用した経験があります(全て現在はもう運航していません)。
受託手荷物があるなら、LCCと大差ないどころか場合によってはLCCより安くなることもあります。特にKL・ジャカルタ路線はLCCを含め競合も多い激戦区ですので、全体的に運賃は安いのですが。
KLMオランダ航空ですと、他にシンガポール・バリ(デンパサール)という以遠権路線があります。
使用機材はボーイング777-300ER。長距離路線によく使われる大型ジェット機ですね。
機体全体が撮影出来る場所がありませんでした。
エコノミークラスの座席配置は3-4-3の10席並び。
私の席は15G、通路側の席です。10~14列(13列はなし)はエコノミーコンフォートという足下の広い席で、15列はそのすぐ後ろ。
パーソナルモニター、シートポケット、テーブルとモダンなデザイン。
シートポケットは中・下と2ヶ所あります。
機内エンタメは日本語も選択可能、邦画はアニメを含め7本、日本語で視聴出来る洋画も数えきれないほどたくさんあります。
モニターにはイヤフォンジャックにUSBポートも付いています。
あれっ、思ったより足下が広いんですけど。
エコノミークラスのシートピッチは31インチ(約79cm)のはずが、エコノミーコンフォートと同じ34インチ(約86cm)くらいはありそう。なんか得した気分です。
すぐ後ろの16列を見てみると、シートピッチは普通の広さ(31インチ)のようでした。
シート幅も10席並びにしては、それほど狭いという印象はありません。
毛布や枕は準備されておらず、毛布はリクエストとなります。
ざっと見た限り、乗客は西洋人(オランダ人?)が多かったです。私の隣も若い西洋人女性が3人並んでいました。
キャビンアテンダントはおばちゃんが多い。フレンドリーな雰囲気です。
離陸前にイヤホン、水平飛行になってインドネシアの入国書類が配られ、すぐに機内食の時間になります。入国書類はチェックインカウンターや搭乗ゲート前にも置いてありました。
せいぜい2時間のフライトですので、機内食は軽食スナックのみとなります。
ピタパンで巻いたアラブ風のサンドウィッチ?
中は鶏肉のミンチがたっぷり。辛くはないですが、スパイシーでおいしかった。
2時間ほどでジャカルタ・スカルノハッタ空港に到着しました。
近距離ですので、LCCを含めどの航空会社でも良かったのですが、今まで乗ったことがないという理由で今回はKLMオランダ航空を予約したもの。
預け荷物も無料、シートもLCCより快適、スナック程度ですが機内食も出て、しかも料金はLCCと大差なしということで、印象が悪いはずがありません。
わずか182マイルですが、デルタのスカイマイルに加算出来ました(25%加算)。