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朝食後、前日に続いてマニラのチャイナタウン・ビノンドへ行ってみます。
LRTでキリノ駅からカリエド駅まで乗るのですが、平日の朝8:15過ぎなので通勤ラッシュを心配していました・・・意外と混んでいなかったです。もちろん座れるほど空いていたわけではないですが、立っていても体が触れるようなこともなく余裕がありました。反対方面もそれほど混んでなかったように見えました。
ビノンドに来た目的はエスコルタストリート(Escolta Street)の古い町並みを見学することです。ビノンドはスペイン統治時代から中国人居住区として発展し、古くからマニラ一の商業・ビジネス地区でした。
19世紀末にアメリカ統治下になって以降、パシッグ川沿いから1本陸側を東西に走るエスコルタストリートには、銀行や保険会社の(当時としては)高層ビルが並ぶ金融街が形成され、フィリピンのウォール街と呼ばれるようになりました。その後マニラの金融街はマカティに移りましたが、エスコルタストリートには現在も19世紀末から20世紀前半に建てられた古いビルが残っています。
エスコルタストリートの入口にあるDon Roman Santos Building。正確に言うと、ここはビノンドではなくサンタクルスになります。ネオクラシック様式で1894年にMonte de Piedad Savings Bankとして建てられ、1957年に拡張されました。
運河を渡るとビノンドに入ります。
1915年竣工のRegina Building(竣工時に名称はRoxas Building)。ネオクラシック様式とボザール様式のミックスで4階は増築です。
通りを挟んで向かいのFirst United Building(旧Perez-Samanillo Building)は1928年築。アールデコ様式だそうです。
次のブロックには1919年竣工のBurke Building、フィリピンで初めてエレベーターが設置されたビルです。
こちらは放置され廃墟っぽくなっているSyvel’s Building。1970年代初めに建てられ、かつてはデパートだったようです。
Natividad Building(1920年台の竣工)は、ボザール様式建築。
歴史的建造物ではありませんが、Escolta Twin Towersというコンドミニアム。
1938年竣工のCalvo Buildingは、ボザール様式とネオクラシック様式の融合。第二次世界大戦中には一時的に日本軍に使われたこともあるようです。
エスコルタストリートの突き当りを北側に行ったプラザ・セルバンテスにあるUy Chaco Buildingは1914年築でアールヌーヴォー様式の建物。
1919 Grand Cafeが入るビルは1919年竣工の旧HSBC Buildingで香港上海銀行マニラ支店として建設されました。
次回マニラに来た時は、是非とも1919 Grand Cafeで食事かお茶をしたいです。
隣のEl Hogar Filipino Buildingは1914年築も歴史ある建物。
マニラのチャイナタウンには、古いショップハウス群がほとんど残っておらず、個人的にはあまり見どころがないと残念に思っていました。最近になってエスコルタストリート周辺に銀行建築を中心に古い建造物が残っていることを知り、実際に歩いてみると、歴史を感じることが出来て、テンションが上がりました。

















