マニラではライフ マラテ マニラ(lyf Malate Manila)に宿泊しました。昨年6月末にオープンしたので、宿泊時点でまだ1年しか経っていない新しいホテルです。
One of A Kind(スタジオ)という部屋を予約、料金は税・サ込み、朝食なしで4,301円(1,604ペソ)と、何でこんなに安いの?と疑いたくなるほど激安でした。チャイナタウンを中心に散策する予定なので、ビノンドにホテルを取ろうと思っていたのですが、こんな激安料金を見たら飛び付いてしまいます。
lyf(ライフ)はアスコット、サマセット、シタディーンなどのサービスアパートで知られるシンガポール・アスコット社が運営するホテルブランド。ここ数年で日本にも何軒かオープンしています。ちなみにlyfとは「live your freedom(あなたらしく自由に生きる)」の意味らしい。
ロケーションはマラテ地区で、LRTペドロヒル駅から徒歩5分程度。ショッピングモール「ロビンソンズ・プレイス・マニラ」が徒歩5~6分、コンビニはすぐそばには見当たらず、徒歩3~4分でセブンイレブンとローソンがありました。マラテやエルミタというと夜の繁華街というイメージですが、KTV(カラオケラウンジ)が並ぶエリアからは3ブロック・徒歩4~5分程度離れています。
ニノイアキノ国際空港ターミナル3へはGRABで約32分、料金は368.74ペソでした(月曜日の午前11時頃)。
建物の低中層階には同じくアスコット社がマネジメントしている「ザ スイート アット トーレ ロレンツォ」というサービスアパートメントが入っています。
ロビーは元々狭い上に、チェックアウト後なのか某国からの宿泊客がソファを占拠していて、余計に狭く感じました。
部屋は2212号室。奥に長い間取りです。
部屋の広さは21平米で広くもなく狭くもなく。内装・調度品は良く言えばポップでカジュアル、悪く言えば少し安っぽい印象は否めません。ただ新しくきれいではあります。
ベッドの寝心地も悪くなかった。
ベッド脇にはライトのスイッチ、ユニバーサルタイプの電源コンセント3口、USBポート2口。反対側はライトのスイッチのみでした。
サイドキャビネットの下にはセーフティボックス。
窓に向かって長いデスクがあります。
電気ケトル、ウォーターピッチャー、カップ・スプーン。
デスク前にはユニバーサルタイプの電源コンセントが4口(うち1口はデスクランプに使用中)、USBポート2口、有線LANポートがありました。
ヘアドライヤーも置いてありました。
部屋からの眺望。北向きで目の前の高いビルはユニバーサルタワーというコンドミニアム。画像左手にはロビンソンズ・プレイス・マニラも映っています。
テレビとハンガーラック。
ハンガーは5個ぶら下がっていました。
部屋に入ってすぐのところには、シューズラックと洗面台が並んでいます。
歯ブラシ・歯磨き粉とハンドソープ。
フェイスタオル。
スリッパ。
法律で定められているのか、フィリピンのホテルは客室内に消火器が置いてあります。
続いてバスルーム。
トイレにはアジアでおなじみのホース式(ハンド式)ウォシュレットが付いています。
シャワーはハンドシャワーとレインシャワーがあり、お湯の温度・量(水圧)も特に問題ありませんでした。ただシャワーブースとトイレの仕切りガラスがあまりに小さくて、シャワーを浴びると水が外へ飛び散ります。
「IDEOLOGY」というブランドのシャンプー、コンディショナー、シャワージェル。
バスタオル。
客室内に冷蔵庫がなく、また無料のペットボトルの水も置いていないのですが、エレベーター前にウォーターサーバーが設置されていました。
1階のロビーに自動販売機。
商品はほとんど入っていませんでしたが、軽食・スナック類がいくつか。
館内施設の多くがUG1階(2階)にあるのですが、エレベーターは止まらず(ボタンが反応せず)、1階のロビー階から階段を上ることになります。UG1階からエレベーターに乗ることは可能でした。
全自動洗濯機が8台ある「WASH AND HANG」。125と表示されていて、料金が125ペソかと思いきや、残り時間の125分でした。料金は無料なのかな?そばにアイロン・アイロン台も置いてありました。
(参考)マニラ 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・サービスアパート
ドリンクの自動販売機。
一見ゲストハウスやカプセルホテルの二段ベッドみたいですが・・・
プライベートな作業スペースになっている「NOOKS」。
上段もあります。
マシンは3台程度しかなかったと思いますが、フィットネスジムの「BURN」。
コワーキングスペース兼共用ラウンジの「CONNECT」。
貸し会議室・ミーティングルームのCOLLAB/HUDDLE、おそらくこちら有料。
最上階(RD階)には自由に使える共用キッチン「BOND」と屋外テラス「HANG OUT」があります。
朝食は付いていなかったので外で食べましたが、別途払って食べる場合は最上階の「スカイラウンジ」にて499ペソと書かれていました。
部屋の内装や館内設備などを見ても、20代半ばから40代前半のミレニアル世代をターゲットにしているように感じます。
個人的にはLRTペドロヒル駅から徒歩5分という立地・交通の便の良さが一番気に入った点です。また部屋は新しくて清潔、それでこの料金ですので大満足でした。またアスコットという定評がある大手の運営なので、それなりのクオリティは担保されるだろうという安心感もあります。
しかし帰国後、思わぬトラブルに見舞われましたので、それは別途記事にしたいと思います。