セブ2日目、朝食を済ませた後、ホテルをチェックアウトする前にセブ道教寺院へ行きます。
行き方をネットで調べると、サドロン(Sudlon)までジープニー、そこから山を登っていく脇道に入っていくのですが、脇道の入口で待ち構えているバイクタクシーで途中のセキュリティゲートまで、それ以降は徒歩となるようです。
ジープニー路線図を見ると、サドロンを通るのは04の付く路線なのですが、どれもホテルの近くは通っておらず、唯一04Mという路線がホテル前にあるアヤラセンターのPUV(Public Utility Vehicle)ターミナルから出発するようです。
PUVターミナルは2階建てになっていて、04Mは1階から出るようです。が、全く別の路線番号が書かれたジープニーが停車しており、客引き?運転手?から声を掛けられたので聞いてみると、04Mは来ないよと。15分ほど待ったものの来る気配がなく、04M路線は諦めました。
他の04番台のジープニーが通っているバス停まで徒歩8分に対し、サドロンまで歩いても22分なので、もう直接歩いていくことにしました。
結局サドロンへ向かっている途中でバイクタクシーに声を掛けられたので、乗っていきました。疲れはなかったのですが、この後の観光・街歩きに備えて体力温存です。
セキュリティゲートまで料金は40ペソでした。サドロン(脇道の入口)から乗ると30ペソらしい。ちなみに帰りもセキュリティゲートからホテルまでバイクタクシーに乗ったのですが、50ペソでした。
セキュリティゲートのところでガードマンからIDカードの提示を求められました。パスポートはホテルに置いてきちゃったよと言うと、諦めたのか台帳のようなものに名前だけ書かされました。後で思い出しましたが、フィリピンのSIM認証用にパスポートのメインページの画像をスマホに保存していたんだった。
ここからは徒歩でセブ道教寺院へ向かいます。ガードマンに聞いたら5分と言っていましたが、たぶん10分くらいだろうな。一帯はビバリーヒルズというセブ一の高級住宅街となっています。
セブ道教寺院が見えてきました。
セキュリティゲートから6~7分でした。定光寶殿と書かれた立派な門をくぐると、駐車場になっていたのですが、寺院への階段は閉鎖されていました。
少し先の小さな出入口から登っていきます。入場は無料です。
階段途中の東屋。
正面に本殿が見えてきました。
中央に九重天老祖・玉皇二太子・玉皇三太子など多くの神像、向かって右手には太上老君(老子)・元始天尊・霊宝天尊の道教の三清、左手には阿弥陀如来・釈迦如来・薬師如来の三世仏が祀られています。
堂内撮影禁止は理解していたのですが、中央に祀られている全ての神様を記載した札があったので、それだけ撮影出来ないかお願いしてみたのですが、やはりダメでした。
本殿前の七重塔。
福建省莆田市の総本山・湄洲媽祖祖廟から分霊されたと思われる湄洲天上聖母が祀られた天后宮(媽祖廟)。
こちらは福徳正神が祀られた土地宮。正面から撮影しようとスマホを構えたら、すごい勢いで係員がやって来て怒られ、スマホの画像データまで確認されました(スマホを構えただけで撮影前でした)。内部が撮影出来ないのは理解していましたが、外からでも正面は撮影禁止のようです。
龍の像と万里の長城を模したとされる城壁。
本殿の上にある凌霄殿。おそらく道教の実質的な最高神である玉皇大帝(天公)を中心に祀られていると思います。
本殿の屋根。
観音菩薩を祀る観音亭。
セブシティーの眺望。
観光客向けで、立地からしても大半の華人信者は神事・お祭りの日だけやって来て、日常的に参拝する生活に根付いた道教寺院という感じではなかったです。