弘前ではスーパーホテル弘前(Super Hotel Hirosaki)に宿泊しました。部屋のタイプはおまかせというプランで予約し、料金は1泊税・サ・朝食込みで5,700円。
スーパーホテルは全国展開のビジネスホテルチェーンですが、東京・浅草とバンコク(ここはもうスーパーホテルではなくなりましたが)で泊ったことがあります。
ロケーションは弘前駅と弘前城の中間あたり、と言えば聞こえが良いのですが、どちらからも徒歩15~20分掛かります。弘前駅から運賃100円均一の土手町循環バスに乗って約3分、土手町十文字というバス停で下車徒歩1分です。
弘南鉄道・弘前中央駅は徒歩7分程度で、弘前一の繁華街?の中三デパート周辺や夜の飲み屋街・鍛治町あたりは徒歩10分程度。コンビニはローソンが最寄りで徒歩4分程度離れています。
部屋は510号室。部屋のキーがなく、チェックイン時に受け取った6桁の暗証番号で開錠します。
部屋はおまかせでしたが、アサインされたのは一番安いスタンダードルームでした。ピカピカに新しいわけではないですが、特にくたびれた印象もありません。
そうそう、スーパーホテルって部屋に入ってすぐにスリッパが置いてあり、ここから先は土禁みたいになっているんですよね。
ベッドは幅150cmとダブルサイズなので、一人にはゆったりしています。
真ん中が窪んだ長い枕でした。中はじゃりじゃりするプラスティックパイプみたいなのが入っています。
枕元にはライトのスイッチと非常灯。
ベッド周りに電源コンセントがないなあと思っていたら、バスルームの入口脇にあって、ベッドからも届く距離です。
広さは12平米と元々狭い上にデスクもありますので、ほとんどスペースはありません。
ティッシュと携帯の各種ポートタイプに対応した充電器。
デスクの下に冷蔵庫とカップ。
後で気付いたのですが、デスクの下にヒーターがありました。北国ならではですね。
加湿機能付き空気清浄機。
こちらのキャビネットに時計、ヘアドライヤー、電気ケトル。
窓近くにハンガー、消臭スプレー、大浴場用のバッグ。
窓からの眺望は・・・真正面ではないですが、少し左手に岩木山が見えました。建物の方向的に半分の部屋から岩木山が見えると思います。
バスルームはビジネスホテルでありがちなユニットバス。入口の段差が少し気になりました。
バスタブはかなり狭いです。
客室内にはフェイス&ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、歯ブラシ・歯磨き粉しか置いていません。
タオル類はバスタオルとフェイスタオルの2サイズ。
その他のアメニティグッズはロビーにあるアメニティバーから必要なものを各自持っていくシステムです。髭剃り、綿棒、ヘアブラシ、インスタント緑茶、マウスウォッシュ。
女性専用アメニティは色んなものがあって、一人5点まで選べます。
1階のエレベーター前にはスーパーホテル名物のぐっすり枕が選べるコーナー。
パジャマも各自持っていく必要があります。
朝食は6:30~8:30(土日祝は6:30~9:00)でビュッフェスタイル。
料理のバラエティは多くもなく少なくもなく、高級感はないですが味も悪くなく。特に不満はありません。
青森らしいメニューといえば、「ねぷた漬け」くらいでした。
朝食会場は夕方~夜にはウェルカムバーとして、アルコール類やソフトドリンクが無料で提供されています。青森ならではのリンゴから作ったお酒・シードルやフレッシュリンゴジュースもありました。
各階エレベーター横に貸出用のズボンプレッサー、毛布、有料チャンネルのカード販売機があります。
館内設備は全て1階に集まっています。
ねぷたの湯という天然温泉の大浴場がありますが、浴場が1ヶ所しかないので、時間により男女入れ替え制になっています。
男湯(15:00~18:20、21:30~6:20)、女湯(18:30~21:20、6:30~9:30)。
(参考)弘前 大浴場があるホテル・旅館
ビール・缶チューハイなどの自動販売機と電子レンジ。ソフトドリンクの自販機はホテルの建物を出てすぐ左手にあります。
コインランドリーには洗濯機・乾燥機各3台が設置されています。料金は洗濯機が300円、乾燥機は料金の記載がなく、コイン投入口も見当たらなかったので無料なのかな?
特に気分が盛り上がる部屋ではありませんが、ビジネスホテルとして過不足なく設備・アメニティは揃っており、大きな不満もなく無難に過ごせました。日曜日なので料金もお手頃でしたし。積極的に泊まりたいと思う点はないですが、料金が安ければ選択肢として悪くないかなあという感想です。
ホテル前の通りは弘前のメインストリートだと思いますが、もう夕方には閑散とした雰囲気でした。弘前は交通の拠点となる弘前駅と観光名所・繁華街が近い弘前城周辺が離れていて、今回泊ったスーパーホテルはその中間でしたが、立地はどこが良いのか今一つ分かりませんでした。