福井駅で乗り換えになるので、少し早いのですが夕食にしたいと思います。敦賀からは新快速で1本、約3間半乗りっぱなしですからね。
また福井の名物料理・ソースカツ丼が食べたいのです。前回はソースカツ丼の元祖とされるヨーロッパ軒総本店で食べたので、別の店にしようと探した結果、「福福茶屋」というレストランを見つけました。
福福茶屋は福井駅前の商業施設ハピリンの2階に入っている福井市観光物産館「福福館」に併設されたお食事処です。
ソースカツ丼目当てに来たのですが、メニューを見ていた時に「ボルガライス(1,078円)」なる未知の料理を発見。ソースカツ丼も捨てがたいが、ボルガライスがめちゃ気になる・・・急遽こちらを注文することにしました。
洋食と和食をミックスしたような〇〇ライスって全国に色々あるなあ・・・
ボルガライスは福井県越前市武生地区が発祥とされ、オムライスの上にトンカツが乗ったご当地グルメです。ボルガと言えば真っ先にロシアのボルガ川が頭に浮かびますが、料理名の由来が気になります。ネットで検索してみると、諸説あるようですね。
オムライスに魚やエビのフライが乗った金沢名物の「ハントンライス」に似ているかなあ。でもボルガライスのデミグラスソースに対し、ハントンライスはタルタルソースとケチャップが掛かっているんですよね。
金沢カレーのような先割れスプーンが出ていました。
オムライスの中はケチャップライスではなかったです。バターライス?デミグラスソースが掛かっているので薄味仕立てなのかな?
ボルガライスにはトンカツが乗っているものだと何の疑いもなく食べたのですが、後になって「あれっ?チキンカツだったのでは」という気がしてきました。ネットで検索したら、チキンカツやビーフカツのバージョンもあるようです。
もう一品注文した「竹田の油あげ(649円)」。坂井市丸岡町上竹田にある、大正14年創業の老舗・谷口屋の油揚げです。
福井ではこれが油揚げですが、全国的には厚揚げと呼ばれるものに近いです。福井県は一世帯当たりの油揚げ・がんもどき消費量が日本一、それもダントツだそうです。
福福茶屋には越前かにをはじめとした海鮮系から、ソースカツ丼、越前そば・・・福井のご当地グルメなら何でも揃うというほどメニューが充実しています。他にも食べたいものがいっぱい。しかも福井駅直結の商業施設に入っているので非常に便利な立地です。