高岡から金沢へ移動して、変なホテル金沢 香林坊(Henn Na Hotel Kanazawa Korinbo)に宿泊しました。ダブルルームという部屋を予約、料金は1泊税・サ・朝食込みで4,935円+チェックイン時に金沢市の宿泊税200円=5,135円でした。
変なホテルには一度泊まってみたいと思っていて、以前大阪なんばで予約したものの、新型コロナの影響で旅行自体を取り止めたことがあります。今回金沢でホテルを探している際に、かなり安い料金が出ていたので予約してみました。
ロケーションは金沢一の繁華街・香林坊になります。金沢駅からは離れていて、アクセスとしてはバスで9分+香林坊のバス停から徒歩3分です。近くに尾山神社・金沢城公園があり、21世紀美術館が10分、兼六園が15分と徒歩圏内で観光にも便利です。今回の私の目当ては兼六園と21世紀美術館でした。
変なホテルといえば、受付でロボットやホログラムが迎えてくれるので有名ですが、ここ金沢香林坊では恐竜のロボットでした。
チェックイン・チェックアウト共にタッチパネル式のモニターに従って手続きをすれば特に難しいことはありません。カウンターの上にはスタッフへ繋がる館内電話も設置されており、荷物を預けたい場合など電話をすればすぐ裏の部屋から出てきてくれます。
部屋は415号室でエレベーターの裏という特殊な部屋でしたが、特に動作音がうるさいということはありませんでした。
ダブルルームは広さが16~17平米程度、日本のビジネスホテルとしては余裕がある方だと思います。宿泊時点でオープンから約4年ですが、まだまだきれいです。ただ受付の奇抜さに対して、部屋は至って普通というかシンプルです。
チェックイン時は夜だったので分かりませんでしたが、朝になって窓からの景色を見ると、隣のビルが迫っていて全体的に部屋は暗かったです。上の避難経路図で下側の部屋は南向きですぐにビルが迫っており、上側は北向きで前は道路をはさんで駐車場なので(一部の部屋はビルにかかる)もう少し明るいと思います。
ベッドは幅160cmのクイーンサイズなので一人にはかなりゆったりしていました。個人的には枕が頭にフィットして気持ち良く眠れました。
ベッド脇にはライトのスイッチ、電源コンセント1口、USBポート1口あり。
反対側にも電源コンセントとUSBポートが各1口ありました。
この部屋は特殊だと思いますが、部屋に入ってベッドが丸見えなのは何か落ち着かないです。
デスクの上には電気ケトル、インスタント煎茶、カップ。デスク前にも電源コンセントとUSBポートが各1口あり。
デスク下には冷蔵庫。
加湿機能付き空気清浄機。
セーフティボックス。
部屋に入ってすぐに姿見の鏡。
ハンガー4個と消臭スプレー。
スリッパは使い捨てではないもの。
靴ベラ。
バスルームもビジネスホテルでは一般的なユニットバスですが・・・
洗面ボウルの底に少し傾斜があり、排水口が端にあります。水が斜めに当たるので飛び散らないのかな?
洗面台周りにはハンドソープ、コップ、歯ブラシ・歯磨き粉。ヘアドライヤー。
バスタブは比較的余裕がありました。
ボディソープ、シャンプー、コンディショナーは「HAJIMARIオーガニック」ブランド。
タオル類はバスタオルとフェイスタオルの2サイズ。バスルーム内にタオルをかけるフックがなかったので不便でした。
その他のアメニティグッズは1階のアメニティコーナーで費用なものを各自持っていくスタイル。髭剃り、綿棒、ヘアブラシ、ボディタオル。
パジャマ(ガウン)もここに置いてあります。
朝食は1階の「日々是好日」というレストランで7:00~10:00(ラストオーダー9:30)。
和洋ビュッフェで思っていたより料理のバラエティは多いし、素材に安っぽさもなく、おいしかった。ビジネスホテルとしては良い方だと思います。
金沢おでんといったご当地グルメもあり。
金沢カレーにはとんかつとステンレス皿も準備されています。
館内設備としては2階にコインランドリーがあります。洗濯から乾燥までやってくれる全自動洗濯機が2台設置されていました。
料金は下記のとおりですが、洗濯+乾燥(3kgまで)800円、洗濯+乾燥(1kgまで)700円、洗濯のみ(6kgまで)400円、追加乾燥(3kgまで)200円/30分と一般的なビジネスホテルより少しお高めです。
ランドリー室には製氷機もあり。
1階のロビーにはドリンク(アルコールはなし)とアイスクリームの自動販売機がありました。
正直言いますと、部屋も「変な」ところがあるのか期待していましたが、特になかったので残念。部屋や設備は至って普通で特筆するポイントはないですが、清潔できれいだったので大きな不満もありません。今回は料金が安かったので、それを考慮すれば満足です。