かつては越中国の中心だった歴史ある高岡市伏木地区

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伏木地区はかつて越中国の国府が置かれていました。

国府とは奈良時代から平安時代、各令制国の国司が政務を行う施設が置かれた都市のことです。天平18年(746年)には万葉歌人として有名な大伴家持が越中国司として赴任しました。

現在も高岡市伏木古国府や伏木古府という地名、越中国一宮・気多神社や越中国分寺跡、越中国府跡(勝興寺境内)、国司館跡(現 伏木気象資料館)が残っています。

戦国時代には一向一揆の拠点である勝興寺を中心とする寺内町として発展し、江戸時代以降は小矢部川河口にある立地により舟運・海運が盛んな港町として発展してきました。

勝興寺の前には大伴家持像。

勝興寺の周辺にも小さな寺院がいくつかあります。ほとんどは勝興寺と同じ浄土真宗本願寺派のようです。

国司居宅の国司館(こくしのたち)があった場所には伏木気象資料館。旧伏木測候所庁舎として明治42年(1909年)に建てられました。昭和14年(1939年)に屋根の上の塔屋部分は解体され平屋となり、隣に鉄筋コンクリート3階建の測風塔が建設されました。旧庁舎・測風塔ともに登録有形文化財となっています。

平屋となった庁舎ですが、2017年に塔屋部分が復元されました。

伏木気象資料館からの立山連峰。

見えてきた立派な屋敷は高岡市伏木北前船資料館(旧秋元家住宅)。秋元家は江戸時代から北前船の廻船問屋として繁栄し、主屋は明治20年(1887年)の大火後に再建されたもの。

洒落た意匠の鮮魚店。

こちらも江戸時代から北前船の回船問屋として栄えた棚田家住宅。明治20年の伏木大火後の明治23年(1890年)築で主屋・味噌蔵・道具蔵・衣装蔵の4棟が登録有形文化財。

伏木に限らないのですが、高岡は銅器の町として有名なので、銅張りの住宅を時々目にします。

高岡商工会議所伏木支所は明治43年(1910年)に伏木銀行として建てられました。土蔵付きの瓦葺き木造建築なのですが、洋風の意匠も取り入れられています。こちらも有形登録文化財。

伏木海陸運送株式会社 創立75周年記念館。伏木海陸輸送(伏木海運)の前身の一つである三ッ輪回漕店の事務所として使われていました。昭和初期の建物のようです。

伏木海運の伏木って高岡市伏木地区のことだったのか・・・

こちらが本社のようです。

伏木は小矢部川の河口にある港町です。

ここから小矢部川に架かる伏木万葉大橋を渡って、重要伝統的建造物群保存地区の吉久地区へ向かいます。

右手に見えている橋の下は氷見線から分岐し、旧伏木貨物ヤードへの引き込み線が通っています。

伏木万葉大橋を上がっていきます。

北アルプスの美しい山々が望めるのですが、煙突からの煙が・・・

伏木万葉大橋には広い歩道もあります。

小矢部川の河口。

伏木は観光地としてそこまで有名ではありませんが、長い歴史とそれに伴う史跡・歴史的建造物があり、見所満載の興味深いエリアでした。

伏木駅周辺の地図とホテル

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