越中國一宮 氣多神社 越中国には一之宮が4社もある

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氷見から次は高岡市伏木地区へ向かいます。伏木では越中國一宮 気多神社と勝興寺に行きたいのですが、気多神社は駅から結構遠いんですよね。越中国分駅から徒歩20分、伏木駅からだと25分は掛かりそうです。

しかも予定していた列車に間に合いませんでした。9:30発に乗れるかなと思っていたのですが、氷見駅に戻って来れたのは9:50頃。次は10:22発だから30分以上待つのか・・・

他に行き方はないかグーグルマップでルート検索すると、加越能バスの324番路線(済生会高岡病院行き)がなんと10:09発とばっちり。1日4本しかない路線なのに奇跡的です。しかもバス停から気多神社までは徒歩11分と駅より近い。

バスは氷見駅から徒歩5分程離れた国道415号線沿いの「氷見駅口」というバス停を通っています。氷見駅から怪物くんストリートを西に進み、415号線で右折して北へ少し行った所にバス停があります。反対方面(氷見市民病院行)のバス停は交差点の南側。

「伏木一の宮」バス停で降り、気多神社へ向かっている途中に越中国分寺跡がありましたので寄ってみます。

跡地には高野山真言宗 国分寺の薬師堂なる堂宇が建っていますが、廃寺かと思ってしまうほど老朽化しています。

一応ここが越中国国分寺跡だという石碑は建っていますが・・・

気多神社へはずっと坂道が続きます。

登るのがしんどいから?社務所も坂の途中にあります。

社務所を過ぎると、とやまの名水「気多神社の清泉」、その隣に手水舎がありました。

気多神社(けたじんじゃ)は、養老2年(718年)に行基が創建したと伝えられています。また天平年間(757~764年)に越中国一ノ宮として能登国一ノ宮の気多大社(羽咋市)から勧請したとも言われています。そういえば2日前に行った飛騨古川の気多若宮神社も能登国の気多大社から勧請されたと書いてあったなあ。

神馬像。

最後のダメ押しの石段。この時は12月なのでいいですが、夏場は暑くてしんどそう。

拝殿です。気多神社の主祭神は大己貴命(おおなむちのみこと=大国主神)とその妻である奴奈加波比売命(ぬなかわひめのみこと、沼河比売とも)。

拝殿の後方にある本殿。現在の本殿は永禄年間(1558~1570年)に再建されたもので、国指定重要文化財となっています。

本殿には「一宮」と書かれた扁額があり、なんと弘法大師・空海の真筆とされています。

越中国司として現在の高岡に赴任し、歌人としても有名な大伴家持を祀った大伴神社。高岡は大伴家持や万葉集推しで、両者に関するものがたくさんあります。

越中総社跡伝承地。

気多神社脇の道路からは北アルプス・立山連峰の絶景が見えるというのも、ここに来た理由なのですが・・・

クマやイノシシ出没注意の看板。

ああっ~、雲で隠れて全然見えないなあ。

残念と思っていたら、雲が少しずつ下がってきて、頂上だけ顔を出しました。

向かって左端が剣岳かなあ?

その地域で最も格式の高い神社とされる〇〇国一之宮が複数存在するケースは結構ありますが、越中国はなんと気多神社の他、射水神社(高岡市)、髙瀬神社(南砺市)、雄山神社(立山町)の四社が一宮を名乗っています。

気多神社周辺の地図とホテル

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