流刑地だった五箇山・田向集落 流刑小屋と重要文化財・羽馬家住宅

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旅行直前にグーグルマップを眺めていると、菅沼と相倉の間の上梨集落という所に国指定重要文化財「村上家住宅」があることを知りました。更に上梨集落から庄川を渡った田向集落にも同じく国指定重要文化財の羽馬家住宅を発見。

う~ん、行ってみたい。

加越能バスの世界遺産バスは本数が限られているのですが、何とかスケジュールをやり繰りして寄れそうです。次のバスまでの55分間だけですが。

菅沼からバスで6分(相倉口からは9分)で上梨バス停に到着。五箇山と言っても世界遺産に登録されているのは合掌造り家屋が良好に残っている菅沼集落と相倉集落のみで、それ以外は世界遺産ではありません。

バス停のすぐそばに村上家住宅がありますが、何とこの日は定休日でした(火曜・水曜が定休日)。うわ~、失敗した・・・事前に分かっていたとしても日程を変えることは出来ませんでしたが。

村上家は4階建の合掌造り。戦国時代の天正年間(1573~1592年)に建てられたとも伝えられていますが、建築様式からは江戸中期以降と考えられています。重要文化財に指定している文化庁のHPでは江戸時代後期(1751~1829年)の建築としており、村上家のHPでは約350年前とか400年前とか書かれています。

周りから眺めるだけです。

12月なので既に雪囲いがされています。

村上家住宅以外にも周辺には何棟か合掌造り家屋があります。

時間がないので急いで庄川を渡って田向集落の羽馬家住宅へ向かいます。田向集落にはテレビ朝日系の「秘湯ロマン」でも紹介された五箇山温泉 五箇山荘という旅館(国民宿舎)もあります。

途中に「流刑小屋」という非常に気になるものがあるので寄ってみましょう。

五箇山は江戸時代に加賀藩の流刑地になっていました。流刑地は田向をはじめ七集落で、いずれも庄川右岸にありました。庄川に橋をかけさせず、一人では往来出来ない篭の渡しを使わせたそうです。

流刑小屋には集落内に限って出歩ける平小屋、一切出られないお縮小屋、小屋の中に更に狭い檻を作って閉じ込める禁錮の3種類があり、この小屋はお縮小屋です(但し昭和38年に復元したもの)。

羽馬家住宅にやって来ました。

さきほどの村上家は現在も生活が営まれていますが、こちらの羽馬家はもうお住まいになっていない様で、原則一般公開はしていません。

江戸中期以前の建築とされ、明和6年(1769年)に田向集落の大半が焼失し、4km下流にあった大島集落の合掌造りを買い求めて移築したものと伝わっています。

近くで見ると、茅葺きの屋根は結構傷んでいる箇所があります。国指定重要文化財なので国からいくらかの補助金は出るのでしょうが、個人で維持管理していくのは金銭的にもなかなか大変でしょうね。ましてやこちらには現在住んでいないわけですし。

上梨集落に戻って来ましたが、まだ少し時間があるのでバス停のすぐそばの白山宮(はくさんぐう)を参拝してみます。

こちらが拝殿。

拝殿の後方一段高くなった場所にあるのが鞘堂(覆屋)。この鞘堂の中に小さな祠が安置されているらしく、それが国指定重要文化財にもなっている白山宮本殿です。主祭神は白山権現菊理媛命(きくりひめのみこと、くくりひめのみこと)。

バスの時間になったので戻りましょう。

次は白川郷・五箇山巡りの最後の目的地・相倉集落に向かいます。

村上家周辺の地図とホテル

五箇山 大浴場付きのビジネスホテル・旅館

砺波・南砺 4ベッド・4人部屋のあるホテル・コンドミニアム

砺波・南砺・小矢部 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・旅館

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