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飛騨一ノ宮駅にやって来たのは飛騨国一之宮の水無神社へ参拝するのが目的です。正式な社名も飛騨一宮水無神社と「飛騨一宮」が入っているようです。
飛騨一ノ宮駅から徒歩7~8分で水無神社に到着。工事関係者らしき数人と絵馬殿で遊ぶ子供が3人いるだけ、参拝客は私のみで静寂に包まれていました。
鳥居のところにある狛犬は少し変わっていて、オオカミ(山犬)風です。飛騨地方の神社はオオカミタイプの狛犬が多いそうです。
深い森の中にあるわけではないのですが、後方の山?森?の木々に護られるように鎮座している社殿。パワースポットという安っぽい言葉は使いたくないですが、何か凛とした雰囲気が漂っています。
一般の参拝客はこの神門のところまでしか行けませんでした。
正面には拝殿が見えており、その奥に本殿があります。主祭神は御歳大神(御年大神、みとしのおおかみ)、十四柱の相殿神と併せ計15柱で水無大神と総称されています。
回廊の外側を周って行くと、飛騨一宮稲荷社があります。
この空間の広がりがいいなあ。
社務所。
生きびな祭りの顔はめパネル。生きびな祭りは五穀豊穣と女性幸福を祈念するお祭りで、旧暦3月3日(2024年は4月11日)に開催されます。
白川神社は御母衣ダムの湖底に沈むことになった白川村の2集落にあった白川神社を遷座・合祀したもの。御祭神は菊理姫命(ククリヒメノミコト、キクリヒメノミコト)。
島崎藤村の父で水無神社の宮司だった島崎正樹宮司歌碑、「きのうけふ しぐれの雨と もみぢ葉と あらそひふれる 山もとの里」。
神馬舎。ガラスに反射して上手く撮影出来なかったのですが、稲喰神馬(黒駒)と祈晴の神馬(白駒)の神馬二体の像が祀られています。
樹齢およそ800年と言われる水無神社の大スギ (岐阜県指定天然記念物)。
拗の木(ねじのき)。江戸時代に橋の建設材料として水無神社のヒノキを供出するよう命じられたが、村人は抵抗し「木を切ろうとしたら神の力でこんなに捻じれてしまった」とこの木を示し、伐採を免れたようです。
絵馬殿。地元の子供が3人、走り回って遊んでいるのが微笑ましかった。
飛騨国一之宮とはいえ、そこまで知名度は高くないですが、本当に来て良かったと思える神社でした。
そして飛騨一宮水無神社には、熱田神宮に祀られている三種の神器の一つ・天叢雲剣(草薙剣)が第二次世界大戦中の空襲、戦後の米軍等による接収・収奪を避ける為、疎開した歴史があります。実際に御動座されたのは戦後間もなく8月22日~9月19日の1ヶ月弱だったようです。
なぜ疎開先が水無神社だったのか気になるところです。

















