ハノイからの帰国便はベトジェットエアのVJ930便です。
フライトの出発時刻が8:00、それに対し86番バスの始発はハノイ駅5:30発なんですよね。ノイバイ空港に到着したのは約1時間後の6:30頃、出発まで1時間半です。
混雑していなければ全く問題ないのですが、ベトジェットエアのチェックインカウンターへ行くと絶望的な大行列です。悠長に画像撮影している暇なんてなさそう。
やばっ!
朝8時台・9時台出発の場合、その空港を本拠とする航空会社のチェックインカウンターは大行列になるのを忘れていました。ハノイ・ホーチミンシティならベトナムの航空会社、バンコクならタイの航空会社、マニラならフィリピンの航空会社・・・
ウェブチェックインは済ませていたのですが、預け入れ手荷物があります。
並ぶことは諦め、近くにいた係員に「大阪行なんですが・・・」と泣き付きますと、じゃああのカウンターに並んでと入れてくれました。私が指示されたカウンターは別でしたが、出発時刻の近い大阪行は専用カウンターが設定されていました。
イミグレーションの出国審査もかなり行列になっていまして30分超かかりました。係員がいないブースがたくさんあって、もう少し人を増やして欲しいなあ。その後のセキュリティチェックは10分程度。
尚、ベトジェットエアの英語版アプリでオンラインチェックインしていたのですが、誕生日を記入する際、なぜか1日だけ数字ではなく「first」になっており、これにチェックを入れて(私は誕生日が1日なので)手続きを進めてもエラーになりました。仕方なくベトナム語版に変更したら、上手くいきました。
搭乗口に着いたのは出発の30分前。既にボーディングが開始されていました。使用機材はエアバスA321neo。A320ファミリーのneo(New Engine Option)は従来型のceo(Current Engine Option)より航続距離が長くなった新しいエンジンの機材です。
この機材はACF仕様(エアバス・キャビン・フレックス仕様)という非常口配置を変えたタイプで、座席配置は3-3(2席も一部あり)で片側41列、もう片側40列の計240席。13列(40列の方は13列と30列)がないので最後方は42列目となります。機材は比較的新しいのかきれいでした。
私の座席は40A、後方から3列目の窓側です。
シートマップを見ると、後方のコンパートメントは同じ列でも左右のシート位置が真横ではなく微妙にずれています。
シートピッチは28~29インチ(71~73cm)でLCCでは一般的な狭さです。
全体的にはガラガラというほどではなかったですが、ある程度まとめて座らせているのか、後方の数列はガラガラでして、私の隣2席も空席でした。ラッキーにも3席独占です。ハノイ・大阪という路線ですが、インド系の方もチラホラ目立ちました。
エアバスA320ファミリーの後方トイレ(化粧室)は通路の左右にあるのが一般的ですが、この機材は「スペース・フレックス」というデザインを導入し、最後方の正面に2つあります。しかも一方のドアには客室乗務員用のシートが付いているという斬新な設計です。こんなシートが付いているとトイレのドアと気付かない人がいるかもしれません。機材はわりときれいな印象だったのですが、トイレは清掃が行き届いていない?汚かったです。
遅れて乗り込んでくる乗客が結構いまして、出発は34分の遅延。あのチェックインカウンターやイミグレの混雑なら仕方ないですね。
3席独占なので、隣のシートも使いながらウトウトしていたら、前方から移動してきた西洋人が移動してきて通路側の席に座っていました。
もうすぐ関西空港というところで、四国と淡路島をつなぐ大鳴門橋。
関西国際空港には約13分の遅延でした。日本語の機内放送もありましたが、おそらく録音で、日本人CAは乗務していなかったと思います。
少し機内が寒くて途中長袖のシャツを着こんだのですが、隣が空席だったので快適に過ごせました。それとエアバスA320ファミリーのneoタイプも初体験出来て良かったと思っていたのですが、4年ほど前にANAの国内線で乗っていました。