久しぶりのチェンマイなのでグーグルマップで物色していたら、メーカー運河なるものが観光名所になっていることを知りました。
メーカー運河は現在のチェンマイ旧市街が建設された際、外堀的な役割を持つピン川の放水路として掘削されたもので700年の歴史があります。
近年はタイの河川でありがちなドブ川状態でしたが、旧市街から南東部分約750メートルで護岸工事・遊歩道整備など美化改修工事を行ったのが2022年のこと。川沿いにはカフェ・レストラン・バーや雑貨店などが出店し、現在絶賛売出し中の観光スポットらしいです。
散策のスタートはメーカーラケーン橋から。
日本の小樽運河をモデルにしているらしいですが・・・小樽運河ってこんなでしたっけ?
タイ人観光客らしき女性や夕方なので学校帰りの生徒らがちらほら。それほど流行っているような印象はありません。ライトアップされる夜が本番なのでしょう。今にも雨が降り出しそうな怪しい雲行きです。
歩道沿いには花なんかも植えてあります。
普通の民家もあります。
黄色いブンメーカー2橋。
日本の国旗を掲げているラーメン屋さん。
こういう古民家は雰囲気がある洒落たデザインなのか単なるボロ家なのか・・・
水車が設置されていました。
この先もしばらく遊歩道は続くのですが、道沿いは民家が大半で店舗はほとんどありません。
夕食後暗くなってからまたメーカー運河に戻って来ました。結構な雨が降っているのですが、もう開き直って濡れるのを気にせず歩いて行きます。
運河沿いはライトアップされ、雨なので余計に幻想的な雰囲気。これはこれでありかも。
水溜りに足を突っ込んでしまい、靴もびしょびしょで気持ち悪いです。
なんとかメーカーラゲーン橋まで戻って来ました。
こんな雨ですから歩いている人も皆無、早々に閉店しているお店も多数で閑散としていました。
運河をきれいにして整備したはいいけど、いつまでこれを維持できるか・・・
メーカー運河の内、こうして整備されているのは、チェンマイ門の南東方向にあるメーカーラケーン橋からほぼ真南に当たるラムクーワイ橋にかけての約750メートルの区間です。チェンマイ門からメーカーラケーン橋までは徒歩約15分。