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昼食後、木綿街道にやって来ました。
雲州平田(現在の出雲市平田町)は江戸後期から明治時代にかけて木綿の集散地として栄え、木綿街道沿いには白壁の町家や土蔵など古い街並みが残っています。
明治30年(1897年)から醤油屋を営む岡茂一郎商店。古い町並みには酒・味噌・醤油蔵が似合いますよね。現在木綿街道には造り酒屋が1軒、醤油屋が3軒あります。
観光地としてそこまで有名でもないし、平日且つ炎天下の昼過ぎということもあり、人っ子一人歩いていません。
木綿街道交流館は元外科医の長崎家の屋敷を復元したもので、観光案内所とお食事処「ごはん屋棉の花」を兼ねた施設です。
木綿街道交流館の隣にはある大きなお屋敷は「本石橋邸」。ここも木綿街道交流館を構成する施設のようです。石橋家は当地の地主で、この本石橋邸は1750年頃に建てられた木綿街道で最も古い建物。
見学も可能ですが、この日は火曜日で定休日でした。入館料はガイド料込みで大人500円。
その少し先には築240年の酒蔵を改装した古民家ホテル、NIPPONIA 出雲平田 木綿街道。
なまこ壁が特徴的な明治8年(1875年)創業の加藤醤油。
ベンガラの朱色の格子も目を引きます。
加藤醤油の前にあった土蔵。
右折して西へ向かいます。
明治10年(1877年)創業の造り酒屋・酒持田本店。この店舗兼主屋をはじめ、旧蔵、土蔵、検査場、向座敷が国登録有形文化財となっています。酒蔵は新酒が出来ると杉玉を掲げてお知らせするのが一般的だと思いますが、こちらの酒持田本店では竹を立てています。面白い風習ですね。
酒持田本店の建物がずっと先まで続いています。
対面にある酒持田本店土蔵は明治31~45年(1898~1912年)頃に建設され、現在はRITA 出雲平田 酒持田蔵というホテルとして利用されています。
その隣に酒持田本店向座敷、こちらは昭和8年(1933年)の建築。
築100年前後の古民家を利用した一棟貸しの宿「木綿街道の宿古民家あかり」。
持田醤油店はさきほどの酒持田本店の分家にあたるようです。
醤油店なので醤油を販売しているのですが、他に醤油アイスクリームや焼きおにぎりなどもあり、芸能人の写真やサインがたくさん飾られていました。テレビ番組が平田に来ればたいていここは取材するのでしょう。名物おばあさんが一人で切り盛りされています。
醤油ソフトクリーム(380円)は香ばしくてキャラメルのような味わい。店内に少人数が腰掛けられるイートインスペースあり。店前にもベンチが置いてありました。
焼きおにぎり(320円)は竹の皮に包まれています。注文してから焼くのではなく、既に出来上がったものをレンジで温めてくれます。
木綿街道だけに、こちらのお宅で飾られているのは綿花でしょうか?風情がありますね。
県道232号線にぶつかる手前に來間屋生姜糖本舗。江戸中期正徳5年(1715年)創業という300年以上の歴史がある老舗。暑さと時間があまりなかったのでスルーしてしまいましたが、そんなに老舗ならば、購入しておけばよかったと後悔。
木綿街道自体は3~400メートル程度なので、ただ歩いて通り過ぎるだけなら所要時間は5分程。私は画像撮影しながら持田醤油店でアイスと焼おにぎりを頂いて約30分、この後の予定も詰まっていたので駆け足になってしまいましたが、2時間くらいあればじっくり見学・散策出来たと思います。それでもこの町の歴史を知ることができ、当時の面影を感じられる落ち着いた古い町並みを見ることが出来て良かったと思います。
尚、木綿街道という名称は古くからあるものではなく、2001年に行われたイベントから生まれたとされています。


























