国宝 松江城天守は見ごたえ充分 現存12天守の一つ

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ぐるっと松江堀川めぐりの次はいよいよ松江城へ向かいます。

入口には松江城を築いた堀尾吉晴公の像が建っています。松江藩藩主は堀尾家→京極家→松平家と移っていきました。

大手門跡を抜け、本坂を登って行きます。

既に天守が見えていますね。

二の丸に上がって来ました。平成13年(2001年)に復元された太鼓櫓・中櫓・南櫓の3つの櫓があります。

また二ノ丸にはかつて藩主の屋敷である御殿がありましたが、明治期に取り壊された後、松江神社や興雲閣が建てられました。

松江神社は明治10年(1877年)に楽山神社として創建され、明治32年(1899年)に現在地の松江城二ノ丸へ遷座されました。

松江神社の主祭神はかつての松江藩主・松平直政、また徳川家康が合祀、松平治郷と堀尾吉晴が配祀されています。

擬洋風建築の興雲閣は明治36年(1903年)に松江市工芸品陳列所の名目で明治天皇行幸の際の御宿所として建設されました。明治天皇の行幸は実現しませんでしたが、明治40年(1907年)当時の皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)の宿泊施設となります。

二ノ丸から更に進み、正面に見える南多門櫓(復元)を左折しますと・・・

昭和35年(1960年)に復元された一ノ門。ここから先は有料エリアとなり、入場料は大人680円。クレジットカードと交通系ICカードなどの電子マネーは利用可、QRコード決済は利用不可でした。

一の門を抜けると本丸に入り、ど~んと天守が表れました。松江城の天守は平成27年(2015年)と比較的最近国宝に指定されました。「慶長十六年」と記された祈祷札2枚が再発見され、その後の研究で慶長16年(1611年)年完成であることが明確になったことが国宝指定の大きな決め手となりました。現存12天守の中で国宝指定されているのは、姫路城、犬山城、彦根城、松本城、松江城の5つです。

想像していたより大きくて立派です。最近では備中松山城丸岡城という現存12天守で最も小さい&2番目に小さいお城を見学したので余計そう感じます。松江城の天守は地上5階・地下1階、高さ約22.4mで現存12天守の中では姫路城、松本城に次ぐ高さ、面積では姫路城に次ぐ広さです。

屋根の上にいる鯱(しゃちほこ)は火伏せ・火事除けの意味がありますが、高さ2.08メートルで現存12天守の中では最大です。向かって左が雄で右が雌らしい。

附櫓から天守に入ると、そこは地下にあたります。

天守内の井戸で現存するのは、ここ松江城のみです。

地階は塩や物資などを保管していたため塩蔵とも呼ばれます。柱に国宝指定の決め手となった祈祷札(現在はレプリカ)が打ち付けられています。

1950年代の修理で下ろされたかつての鯱も展示されています。

地階はむき出しの石垣に囲まれています。

1階に上がって来ました。大きな柱が目につきますが、長い木材が手に入らなかったのか、地階と1階、1階と2階、2階と3階、3階と4階、4階と5階と2階分のみの通し柱を配置して天守を支える構造です。姫路城は下から上までを貫く2本の心柱(東大柱・西大柱)が通っています。

弓矢や鉄砲を撃つ為の小窓「狭間」が並んでいます。

突き上げ戸の付いた格子窓(武者窓)。中から鉄砲を広角に撃てるように、窓の格子は◇型になっています。

堀尾氏が松江城の前に拠点とした月山富田城から運ばれてきたと考えられている材木です。

天守を支える柱の一部には1~4面を板を張って鎹(かすがい)や鉄輪(かなわ)で留められている物があり、この柱を覆う板を「包板(つつみいた)」と呼びます。割れ隠しなど不良材の体裁を整えるためのものと考えられています。

2階へ上がります。どこのお城も階段は急ですが、備中松山城や丸岡城ほどではありません。

石などを落として直下の敵を攻撃する石落とし。

大坂の陣で初陣を飾る松平直政「松平直政公初陣之像」。

顔はめパネル。

3~4階を経由して、最上階の5階へ登って来ました。最上階は天狗の間と呼ばれ、廻縁高欄(手摺)を巡らし、松江の町を360度一望できる望楼となっています。

それでは次に行きますか。

黒塗の下見板張りが渋いですね。

天守をサイドから撮影。

帰りは北ノ門から出て、松江護国神社の脇を通り、お堀沿いに塩見縄手をブラブラ散策しました。

大手門から入り北ノ門を出るまで見学時間は1時間50分でしたが、途中興雲閣のカフェで40分程休憩しましたので、実質的な松江城の所要時間は1時間10分。松江城の天守は高さ・広さ共にそれなりの規模なので、見ごたえ充分でした。

ところで天守は国宝なのですが、それ以外に重要文化財などの建築物は全くないんですね。明治初期の廃城令で城内の建物は解体されましたが、天守閣だけは地元の有志によって買い戻されて唯一解体を免れたのでした。

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