正倉院を見学し、最後は「志津香 公園店」で釜飯を食べて、神戸へ移動する計画でやって来たのですが、
臨時休業でした。ちゃんと定休日・営業時間も調べてきたのに・・・
完全に釜飯の口になっていたので、検索して代わりに見つけたのが「釜めし茶漬けGRANCHA」、近鉄奈良駅前の東向商店街にあります。
1階は大和茶大福「口福餅」専門店と和カフェ「口福茶寮」で、お食事処は2階になります。階段を上がると外国人のご夫婦が待っておられました。もう14時過ぎなのに、人気店なんだ。
しばらくすると店員の方が来られ、「30分程待っていただきますが・・・」と。もう釜めし食べる気満々なので、もちろん待ちます。外国人ご夫婦(フランス人でした)にも英語で30分程待つことを伝えてあげますと彼らも待つとのこと。
結局10分程で店内に案内されました(+食事が出てくるまで20分)。店内は満席ではなく、調理が追い付いていないので入店客を調整していただけなのかな。
メニューには釜飯各種の他に奈良の伝統料理「茶がゆ」もあって少し惹かれたのですが、やはり初志貫徹で釜飯にしました。
注文したのは牡蠣釜めしのセット(1,700円)。釜めしはどれも単品に+430円でセットになります。
釜の上にタイマーがセットしてあり、4分だったかな?蒸らすのを待ちながら、卓上に置いてある「釜めしの美味しい召し上がり方」を読みます。
蒸らし終わったので蓋を取ります。個人的な好みより、少し水分が多くてコメが軟らかいように思いましたが、時間の経過とともに乾燥していくのが計算されているのかもしれません。
結構大ぶりの牡蠣が入っています。
最後の一杯は大和茶のお茶漬けにし、山葵を乗せて頂きます。
釜飯自体は比較的薄味かな。特別感はないですが、普通においしかったです。最後にお茶漬けで味変出来るのもいいですね。
帰りに1階で抹茶大福「口福餅」を買って、神戸のホテルに着いてから頂きました。1個なのに保冷剤まで入れて頂き、恐縮です。
口福餅は抹茶の濃さで1~5番まであるのですが(値段はどれも270円)、どうせならということで最も濃い「五番 夏盛」にしてみました。
緑色が鮮やかです。
内側から抹茶クリーム、塩餡、抹茶餅、抹茶パウダーの4層構造になっているのですが、一口食べると、一番内側の抹茶クリームがはみ出して、ウェブサイトみたいにきれいな4層が見えないなあ。
もう一口食べて形を整えようとしたら、抹茶クリームは食べつくしてしまった?
抹茶パウダーの苦みが甘さを抑えてくれて、とてもおいしかったです。同店のウェブサイトを見ていると、奥の和カフェ「口福茶寮」のかき氷もとてもおいしそうで、次回奈良に行ったら是非とも食べたいと思いました。