崇神天皇陵(行燈山古墳)~景行天皇陵(渋谷向山古墳) 山の辺の道・南コース

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長岳寺を後にして、更に山の辺の道・南コースを南へ進みます。もう行程の半分は過ぎましたね。

大きな古墳が出てきました。行燈山古墳(あんどんやまこふん)という墳丘長241mの前方後円墳で全国第16位の大きさ。宮内庁により山辺道勾岡上陵として管理され、被葬者は第10代崇神天皇とされています。

私は山の辺の道に沿って、古墳の北から東側(後円部)を周る形でしたが、拝所は西北部の前方部にあります。

すぐ隣には櫛山古墳があります。ここは特に陵墓とされておらず中に入っていけるので、途中まで歩きかけたのですが、それほど有名な古墳でもないし、時間もないので、止めました。後で知ったのですが、双方中円墳と言って、前方後円墳に更に造出しをつけた(両方に方部がある)珍しい墳形のようです。

ここらでグーグルマップを見ていると、33面の三角縁神獣鏡が出土したことで有名な黒塚古墳に寄るのを忘れていたことに気付きます。ここから徒歩15分・往復で30分か・・・断念しました。

山の辺の道沿いには無料販売所がいくつもあります。商品は果物・野菜がメインで、この時期一番多かったのが柑橘系のフルーツです。周辺には果樹園も多いですしね。

ネーブル、デコポン、はっさく、1袋200円。

こちらはかなり小さなはっさく3個or少し小さめ2個で100円。少し小さめの2個100円を購入してみました。

またまた大きな古墳が登場しました。渋谷向山古墳(しぶたにむかいやまこふん)という前方後円墳、墳丘長300mで全国第8位の大きさ。被葬者は明らかになっていませんが、宮内庁では山辺道上陵として第12代景行天皇陵と比定されています。

さきほどの行燈山古墳や黒塚古墳なども含め、この一帯は柳本古墳群と言います。しかし奈良ってそこらじゅうに古墳があるように思いますが、都道府県別で古墳の数が一番多いのは兵庫県なんです。大きさのランキング上位は大阪府と奈良県の古墳がずらっと並んでいますが。

あのこんもりしたところも古墳かな?

グーグルマップを見ると「丸山古墳(景行天皇陵 飛地ろ号)」、渋谷向山古墳(景行天皇陵)の陪塚のようです。陪塚(ばいちょう・ばいづか)とは大きな古墳に付属する小規模な古墳のことです。

周辺には景行天皇陵 飛地い号・は号という陪塚もあります。

日本の固有種でミカンの原種「ヤマトタチバナ」の木。

時刻は午後2時前、天理駅を出発してからもう4時間半近くが経過しています。さすがに足も疲れてきましたし、お腹も減って来たので、無料休憩所でさきほど買った八朔を頂きます。小さめですが、味はスーパーで売っているものと遜色ありません。甘酸っぱい味が疲労回復させてくれるように感じます。

のどかな道が続きます。正面に見えているのは三輪山かな。

こんな看板が出ていたので、寄ってみました。

ひみろぎは漢字では神籬と書き、神祭りの施設で神霊の降臨する依代のようです。

天理市から桜井市に入り、もう全行程の2/3は過ぎたでしょう。

崇神天皇陵周辺の地図とホテル

橿原・桜井・天理 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・旅館

奈良・天理 プールのあるホテル・コンドミニアム

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