奈良 元興寺 かつては隆盛を極めた世界遺産の仏教寺院

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昼食後、先ずは世界遺産「古都奈良の文化財」の構成資産の1つにもなっている元興寺へ向かいます。元興寺と書いて、読み方は「がんごうじ」です。

元興寺は蘇我馬子が飛鳥に建立した日本最古の本格的仏教寺院とされる法興寺(現在の飛鳥寺、本元興寺とも)が、平城京遷都に伴って718年に新京へ移転した寺院です。一昨年に飛鳥寺を訪れた際に知り、元興寺には是非とも行きたいと思っていました。

拝観料は大人500円ですが、奈良交通バスのフリー乗車券を提示して団体割引の400円になりました。

入口となる東門から国指定重要文化財。

すぐ正面に見える極楽堂(極楽坊本堂・曼荼羅堂)は国宝です。鎌倉時代の寛元2年(1244年)に改造されたものですが、柱や天井板の一部には奈良時代のものが使われています。

その隣の禅室(僧房)も国宝。

極楽堂西南隅、禅室南東隅には飛鳥時代からの軒平瓦が再利用されて残っているのも見所です。現存する日本最古の瓦と言われています。

元興寺には国宝が3棟あるのですが、もう1棟は法輪館という収蔵庫内にある高さ5.5メートルの五重小塔。奈良時代に建造されたものです。

法輪館内部は撮影禁止なので画像はありませんが、国宝の五重小塔以外にも木造阿弥陀如来像、木造聖徳太子立像、木造弘法大師坐像といった国指定重要文化財も展示されており、なかなか充実した内容。閻魔王(閻羅王)や泰山府君といった、人が死後に裁きを受ける十王の一部の像も印象的でした。

獅子国型仏足石。仏足石は分かるのですが、獅子国型とは何だろうと思って調べると、獅子国=スリランカでした。

元興寺の境内でひときわ目につく石塔・石仏が並ぶ浮図田(ふとでん)。浮図=仏陀で、仏塔・仏像が稲田のように並ぶ場所という意味らしい。

弁財天が祀られていました。

泰楽軒(茶室)。

小子坊(極楽院旧庫裡)、奈良県指定文化財。

元興寺は桜の名所でもあるようですが、さすがに2月末ではまだ早かったです。代わりに梅が咲いていてきれいでした。

見学の所要時間は45分程度でした。東大寺をはじめ、興福寺、薬師寺、唐招提寺といった世界遺産「古都奈良の文化財」を構成する他の寺院に比べるとこじんまりしています。

でも狭い境内の中に貴重な文化財がぎっしりつまっているという印象で、とても見ごたえがありました。観光客もそこまで多くなく、落ち着いてゆっくり自分のペースで参拝出来たのも良かったです。

元興寺周辺の地図とホテル

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