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昼食を終え、首里城へ向かう前に玉陵(たまうどぅん)を見学することにします。
玉陵は琉球王国を統治した第二尚氏王統の歴代国王及び一族の墓で、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されています。
入口にある奉円館でチケットを購入、入場料は大人300円ですが、ゆいレールの1日又は2日フリー乗車券の提示で団体料金の240円(20%オフ)となります。
奉円館の地下が資料展示室となっており、こちらを先に見学した上で玉陵を訪れる方が、より理解が深まると思います。
洗骨後の遺骨を納める厨子甕と呼ばれる沖縄伝統の骨壺。
玉陵に納められている歴代国王の厨子甕画像。
厨子甕も石厨子→甕型→御殿型と変遷、御殿型の屋根にはシャチホコが付いているのが印象的です。
玉陵のミニチュア模型。
こんな感じで厨子甕(骨壺)が安置されているようです。
それでは玉陵に向かいましょう。
石牆(石垣)と前門が出てきました。
そのまま前門を通り過ぎた先には、東の御番所(復元)が出てきました。ここは法事の際に国王の控所として使用されていました。前門の手前には西の御番所もあったようですが、遺構は発見されていません。
前門のところに戻って、向かいには遥拝所があります。当時は一般庶民が陵墓に入れるはずもなく、ここから拝んでいたようです。
前門を入って行きます。
前庭に入ると、更に石牆(石垣)があります。玉陵は世界文化遺産であると共に、墓室3棟(東室・中室・西室)・石牆2棟の計5棟が国宝に指定されています。
前庭には玉陵碑があります。第3代尚真王の時代に建立されたものですが、尚真王と長男・次男を除く6人の子供たち、母の宇喜也嘉(尚円王妃)、妹の聞得大君音智殿茂金(尚円王女)の9人とその子孫は、永久にこの陵墓に葬られるべきであると記し、もしこのことに背く者があったら、「天に仰ぎ地に伏してたたるべし」と書いてあるらしい。ですが、次の第4代尚清王の時代にはこの内容は破られています。
第二尚氏は琉球国王として19代続きますが、第2代尚宣威王と第7代尚寧王は玉陵に被葬されていません。
後門を抜けると墓室が表れます。第二次世界大戦末期に近くの首里城と共に爆撃を受け、大きな被害を受けましたが、1974年から3年余りの歳月をかけて修復されました。
切妻屋根(三角屋根)を持つ破風墓という沖縄特有の形態で、現存する破風墓としては沖縄最古かつ最大のもの。他に沖縄特有の墓としては亀甲墓というのもあります。
中央の中室は洗骨前の遺体を安置する場所。
向かって左手の東室は王と王妃の遺骨(厨子甕)が納められています。
向かって右手の西室は王と王妃以外の王族。
屋根の袖部には守り神として石獅子が飾られています。
所要時間は奉円館(資料展示室)含めても20分程度でしたが、個人的には興味深く見学出来て充実感がありました。




















