引き続き夕食もバンコクの中華街で行きそびれていたお店に行く予定です。
今まで何度か店の前を通ったことはあるのですが、いつも混んでいて諦めていたのです。今回はチャイナタウンのホテルに泊まっていて何度でも出直し可能なので、是非ともこの機会に食べてみたいと思います。
今回も何度か前を通ったものの、混んでいたのでスルーしました。夜中3時まで営業しているので、まだまだ時間はあるから大丈夫でしょう。そして何度目かのチャレンジ、21時過ぎに行くと何とか座れました。
クワイチャップ ウワン ポーチャナーというお店です。
ミシュランガイド・タイ版で2018年から3年連続ビブグルマンとして掲載されていて、そのシールが誇らしげに貼られています。
ビブグルマン(bib gourmand)とは星付きではないけれども、コストパフォーマンスの高い食事を提供するレストランとされています。
メニューは基本クワイジャップのみ。
タマダー(普通盛り) 50バーツ
ピセート(大盛り) 100バーツ
カイ(卵) 10バーツ
パートンコー(油條) 10バーツ
固定店舗はなく、18時から歩道にテーブルを並べて営業する屋台です。
映画館の前に出るので、クワイチャップ ウワンという正式名称ではなく、クワイチャップ ローン ナンと呼ばれることもあります(ローンナンはタイ語で映画館の意味)。
注文したクワイチャップの小(普通)サイズ、料金は50バーツ(約180円)。
クワイチャップは中国語で粿汁と書き、元々は潮汕地区(広東省潮州・汕頭地区)発祥の料理とされています。タイの華人は潮州人が過半を占めており、従ってタイでもクワイチャップを目にすることは多いです。
クワイジャップのスープには、色が薄い・透明なナムサイと豚の血などを使った色の濃いナムコンの2種類がありますが、こちらの店はナムサイのみ。
スープを一口飲んでみると・・・やさしい薄味のスープって見た目ですが、胡椒が効いていてかなり刺激的です。癖になりそう。近くにあるクワイジャップ ナーイ レックやクワイジャップ ナーイ エックでも食べたことがありますが、ここのスープが一番胡椒が効いているような気がします。すぐに汗ダラダラ、鼻水ズルズルになります。
具のムー クロープ(豚肉のカリカリ焼)やモツもかなり旨い。単品でも食べたいくらいです。
クワイチャップはこんなクルクル巻いた米粉麺です。
いや~、美味かった。
小サイズですとボリューム的に少ないですが、この時の私にはちょうど良い量でした。
お店の場所はヤワラート通り沿いでヤワパニット通りとの角近く、チャイナタウン ラーマーという怪しげな映画館前に出ます。