名古屋城 本丸御殿 金ピカの障壁画

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トヨタ産業技術記念館から次は名古屋城へ向かいます。当初名古屋城なんてどうせ復元で現存12天守みたいな歴史的価値はないし・・・と行くつもりはなかったのですが、旅行直前にフリマアプリで入手した「あいち満喫パス」の対象に含まれていたので、急遽見学することにしました。

最終入場時間は16:00ですが、東門の入場券売り場に到着したのが15:52とぎりぎり間に合いました。チケットに引き換えようとすると、

「もう本丸御殿は見学出来ないですけどいいですか?」
「いやいや、まだ16時前ですよね」
「本丸御殿の最終入場が16時で、ここから本丸御殿までは歩いて10分くらいかかりますので・・・」
「いや走れば間に合いますよね」
「本丸御殿の係員次第ということになります」

ということで本丸御殿へ急ぎます。到着したのが15:58くらいだったので、何も揉めることもなく入場出来ました。但し、急いでいたのでここまでの画像はありません。

名古屋城の本丸御殿は慶長20年(1615年)に尾張藩主の住居かつ藩の政庁として完成しましたが、昭和20年(1945年)に空襲により焼失し、平成21~30年(2009~2018年)にかけて復元されたものです。

日本のお城で当時の本丸御殿が残っているのは高知城と川越城の2棟のみ、それに二の丸御殿が残っている二条城と掛川城を加えても4棟、ある意味現存12天守より貴重ですね。

本丸御殿の入口で靴を脱いで見学します。必要な方にはスリッパも用意されています。

復元とはいえ、金ぴかに輝く障壁画は絢爛豪華です。二条城の二の丸御殿は内部撮影禁止でしたが、ここはフラッシュを使用しなければ撮影OKです。

欄間も素晴らしい細工です。

上洛殿という建物に入ってきました。上洛殿は寛永11年(1634年)、三代将軍・家光の上洛にあわせて増築された御成御殿です。本丸御殿の中で最も格式の高い建物とされています。

入場時に本丸御殿の見学は16:30まで(残り30分)とせかされたのですが、普通に見学して15分も掛かりませんでした。

では後は天守の姿だけ見て帰りますか。

東南隅櫓。

表二之門。

西南隅櫓。

名古屋城では上記の東南隅櫓、表二之門、西南隅櫓と画像がない西北隅櫓の4棟が当時のまま残っており、国指定重要文化財になっています。

天守が見えてきました。

近づいてみると、でかいですな。ついつい地元の姫路城と比べてしまうのですが、姫路城が高さ31.5mに対し、名古屋城は36.1mでした。

壁のひび割れ結構酷い・・・それに雨樋?排水管?が気になる。こんなの当時あったのかと調べてみたら、あったんですね。それと白壁の質感に何か違和感があります。漆喰ではなくコンクリートだから?

天守閣は1959年に再建されたものですが、耐震性の問題で2018年5月から閉館中。木造で復元する計画で、当初は2022年末には完成する予定でしたが、色々問題があってまだ工事にも着手しておらず、かなり先になりそうです。

名古屋城と言えば、の金のシャチホコも撮影しておきます。

帰りは正門から。

復元とはいえ、本丸御殿は二条城・二の丸御殿に匹敵する絢爛豪華さで一見の価値ありと思いました。

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