千光寺から猫の細道を経由して市街地まで降りて行こうと思います。
千光寺通を下ってさっそく猫2匹登場。でもまだここは猫の細道じゃないよね。
千光寺通から天寧寺裏手の路地に入ります。地面のコンクリートが猫の足跡になってる。
天寧寺の三重塔(海雲塔)は嘉慶2年(1388年)建立、国指定重要文化財になっています。建立当初は五重塔だったのですが、建立から約300年後の元禄5年(1692年)に老朽化により上二層が取り除かれたらしい。
猫の細道の入口に到着しました。
狭い路地にはたくさんの猫アートと石に猫を描いた「福石猫」があります。
この猫、見つかったのかな。
厄除けの「アカ」。「気になる部分を薬指でなでて下さい。無病息災」と書かれていました。
猫アートや福石猫はたくさんあるのですが、そういえば本物の猫がいないなあ。猫の細道って、そもそも本物の猫がたくさんいるというスポットではないのかな?
もう猫アートも少なくなり、墓地が出てきて、猫の細道も終わりかという所でやっと一匹いました。
戻りますか・・・
(人間の)墓地の脇には、猫の墓と思われるものも。
猫の細道の途中にあった路地に入って下って行くと、艮神社が出てきました。艮神社と書いて「うしとら」神社と読みます。
旧社格は村社ですし、こじんまりしたどこにでもありそうな神社なのですが、読み方が気になっていたので入ってみました。艮とは丑と寅との中間の方角、北東のことで、いわゆる鬼門です。鬼門を守護する神社なのでしょう。
艮神社は平安時代初期、西暦806年の創建で尾道最古の神社とされています。806年と言えば、さきほどの千光寺と同じですね。
艮神社のクスノキ群として広島県の天然記念物に指定されています。気が付きませんでしたが、境内には樹齢900年と推定されるクスノキの大木が4株あるらしい。
拝殿にて参拝。艮神社の主祭神は伊邪那岐神、天照大御神、素戔男命、吉備津彦命の4柱です。桃太郎のモチーフとされる吉備津彦命も祀られているのか・・・尾道も吉備国から分かれた備後国でした。
ここにも大きな岩が。千光寺山は本当に巨岩が多いですね。後方に見えるのが、境内に4株あるクスノキ群の一株でしょう。
すぐ上を千光寺山ロープウェイが通っています。
もう17時を過ぎ・・・帰りは尾道駅19:00発の電車に乗りたいんですよね。この電車は三原駅始発で姫路行き、一本で帰れるのです。尾道での時間も残り2時間ほどとなりました。
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