津山市城東 重要伝統的建造物群保存地区

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津山駅に着いて、先ずは城東町並み保存地区を目指します。津山ではこの城東と城西の2ヶ所が重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、どちらも散策しようと思います。

駅前からの通りを歩くと、津山って思っていたより大きな街なんですね。人口10万人強ですが、岡山市、倉敷市に次いで岡山県第三の都市みたいです。同じ姫新線沿いで城下町でもある兵庫県たつの市と同じようなイメージを持っていましたが、津山の方が断然栄えている印象です(但し、人はあまり歩いていませんが)。

津山駅から徒歩15分ほど、宮川を渡ったところで城東地区の入口に到着しました。

北西の方向には津山城跡の石垣が見えています。明治6年の廃城令により天守などの建物は取り壊されましたが、津山城って姫路城に匹敵するほどの大きな城郭でした。

城東地区は姫路から松江に至る出雲街道沿いに広がっているのですが、入ってすぐにクランク状の曲がり角があります。こうしたクランク状の通りや当て曲げは防衛目的で作られ、城下町ではよく見られます。城東地区にも3ヶ所あるそうです。

古い町家が連なる雰囲気のある通りなのですが、電柱・電線が惜しい。

KOJIYA、やはり古い町には酒蔵・味噌蔵・糀屋がよく似合いますよね。と思ったら、ここは糀屋ではなく、城下小宿・糀やというホテルでした。

その隣にはものすごく間口が広くて長い大きな町家があります。

新酒を知らせる表す杉玉がぶら下がっています。こちらは宝暦8年(1758年)創業の老舗酒蔵「苅田酒造」。この旧苅田家住宅は江戸時代後期1789~1800年頃の建物とされており、国の重要文化財となっています。内部は非公開ですが、城東地区で一二を争う貴重な建物とも言えます。

脇の路地に入ると海鼠壁。建物はずっと先まで続いているようです。

出雲街道より1本南側の通り沿いまで続いていました。紅いベンガラ(弁柄)色の壁が美しい。

出雲街道に戻って来て、旧苅田家住宅の前にあるのが河野美術館。

江戸末期の慶応3年(1867年)築の町家も素敵なのですが、大正7年(1918年)に増築された洋館が異彩を放っています。こちらはかつて河野医院として使われていました。

昭和初期まで銭湯「福寿湯」として営業していた建物を利用したコーヒースタンド。この時は何も考えず通り過ぎただけでしたが、後からネットで調べて詳しく知ると、入っておけば良かったと後悔しています。

この一段高くなっている塔屋みたいな構造は何でしょう?

こちらの見た目は新しい洋風な建物ですが、新しいものなのか、古いものをリニューアルしたものかは不明。但し洋風なのは通りに面したファサード部分だけで奥は切妻屋根の和風の建物でした。

格子が美しい町家。

まだまだ城東地区の散策は続きます。

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