奈良から金沢に移動してきて、東急ステイ金沢（Tokyu Stay Kanazawa）に宿泊しました。東急ステイは昨年福岡博多で泊まって気に入ったので、今回金沢でも泊まることにしました。
モデレートダブルという部屋を予約、料金は1泊・税・サ込み、朝食付きで4,140円。金沢市の宿泊税（1泊2万円未満200円、2万円以上500円）は料金に含まれていたのか、特に徴収されませんでした。
ロケーションは近江町市場と金沢一の繁華街である香林坊・片町の間にあって、観光・食事・ショッピングに便利です。コンビニも徒歩2分でファミリーマートがありました。金沢駅から歩くと20分前後掛かると思いますが、金沢駅東口からバスに乗って7～8分の南町・尾山神社のバス停下車、徒歩1分。金沢駅と繁華街・観光名所が少し離れているので、宿泊ホテルの立地はどちらを取るかの選択になります。
部屋は502号室。昨年2月オープンとまだ1年半ほどしか経っていないので、新しくてきれいです。広さは19平米と広くはないですが、日本のビジネスホテルとしては比較的余裕がある方でしょう。
ベッド幅は1,600mmのクイーンサイズで広々。ワンピースタイプのパジャマが置いてありました。掛け布団は羽毛布団で寝心地が良いのですが、シーツの質感が今一つで惜しい。
ベッド脇にはライティングのスイッチ類に電源ソケット、それにUSBポートもあります。
反対側も時計、ライトのスイッチ、電源ソケット、USBポート。
中は空の冷蔵庫あり。
ライティングデスク・ドレッサーはなく、窓際にテーブルセットがありました。金沢には夜遅く到着したのですが、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、金沢市では飲食店への営業時間短縮要請が出ており、レストランなどは夜8時までしか営業していないので、ここで寂しくコンビニ飯を食べました。
加湿機能付きの空気清浄機と下のは何でしょう？
靴乾燥機でした。こんなものもあるのかと感心しましたが、翌日泊まったフォルツァ金沢にもあったので、雪国のホテルでは当たり前の備品なのかもしれません。
部屋に入ってすぐに乾燥機能付き洗濯機、電子レンジ、電気ケトルが置いてあります。室内に洗濯機があるのが東急ステイを選んだ一番の理由です（一部の物件の一部の客室タイプは洗濯機なし）。海外でも洗濯機付きのサービスアパートメントによく泊まっていました。
洗濯機はシャープ製で音も静かです。洗剤はチェックインの際に小袋を渡してくれます。一般的なビジネスホテルのコインランドリー料金は洗濯機300円、乾燥機100円（30分）ですので、洗濯が必要な宿泊客にとって、室内の洗濯機が無料で使える東急ステイは実質400円分安いということになります。それにランドリールームへ何度も行く手間もなくなって非常に便利です。
洗濯機はシャープ、電子レンジは中国のハイアール、ケトルはバルミューダと3点のブランドは博多も同様でしたので、東急ステイはどこも同じなのでしょう。
ズボンプレッサーも室内にあります。
スリッパ、靴べら、ブラシ、消臭スプレーなど。
クローゼットはなく、壁にハンガーがぶら下っています。
バスルームもビジネスホテルにしては狭さ・圧迫感がありません。
トイレは勿論ウォシュレット（シャワートイレ）付きです。
洗面台周りにはハンドソープと歯ブラシのみ置いてありました。
KOIZUMI（コイズミ）のマイナスイオンヘアドライヤー。
バスタブもビジネスホテルにしてはゆったりしています。
ボディソープ、シャンプー、コンディショナーはポーラのエステロワイエ（ESTHE ROYER）ブランドのもの。
ティーバッグやその他アメニティグッズはロビー階に置いてありますので、必要に応じて各自持って行きます。
朝食は1階のカフェにてビュッフェスタイル、提供時間は6:30～10:00（ラストオーダー9:30）となっています。私は朝食付きの予約でしたが、別途払って食べる場合は税込1,800円。新型コロナウイルス対策でビニール手袋をはめて料理を取ります。
ビュッフェは料理の品数が少ないというより、一品一品の量が少ないなあと感じました。単に宿泊客が少ないからなのか、それとも新型コロナウィルス対策なのかは分かりませんが。他にお客さんもいなかったので、料理が無くなって補充されていないといった不都合は全くありませんでしたけど。
サラダ用のドレッシングは金沢春菊、金時草、伝助大根とビジュアル的にも凝っていました。
どれもおいしく頂きました。
一番の売りは何と言っても洗濯機付きですが、観光に便利な立地、きれいな部屋、そしてお手頃な料金と、期待通りの内容でした。私にとっては安心の「東急ステイ」ブランド。次の函館旅行でも東急ステイを予約しました。